すっかり春らしい陽気になり、「ハイクにでも行こうかな」なんてウキウキする季節がやってきました。
「それじゃあ、さっそく週末に!」と思い立ったら、まずはウェア選びからスタート。今季も各アウトドアブランドから新作アイテムが続々と登場していますが、山でも街でも活躍してくれそうな「パタゴニア」の新作ウェアは、一着持っておくと便利です。
今回、CREAアンバサダーの佐藤由樹さんがパタゴニアの新作ウェアを着て鎌倉ハイクに行ってきました。そこで実際に着てみた感想、ウェアの機能性などを、ハイクの様子とともにお届けします。
ハイクに最適な、超軽量な多機能ウェア

鎌倉は、パワースポットとして有名な寺社や豊かな自然を楽しめる、人気ハイクエリアの一つ。市内にハイクルートはたくさんありますが、今回は桜の名所として知られる「源氏山」などを楽しむコースへ。
パタゴニアといえば、ハードなアウトドアスポーツに対応する高機能アイテムを取り扱うブランド。今までのハイク用品は過酷なトレイルに適したものが多かったのですが、今年の春夏の製品では、本格的なアウトドアシーンだけでなく低山ハイクや日常のライフスタイルでも使用可能なウェアが新たに登場しています。
この日着用したウェアもそのひとつ。まず驚くのが軽さで、プルオーバーの総量は94グラム。ふんわりとした着心地で、身軽に山歩きを楽しめます。

フードが付いていないことでより軽量に仕上げられていますが、必要な要素はしっかり完備。ポケットは両サイドに1つずつと胸ポケットの合計3つ。サイドポケットは携帯電話をラクラク収納できる大きさで、しっかりテープ留めも付いています。
胸ポケットは物を入れるだけでなく、プルオーバーの収納も可能。クシュクシュっとポケットに本体を入れ込むと小さなポーチになり、リュックに入れてもかさばりません。


ジョガーズパンツは総量249グラムと、これまた軽い。ウエストバンドは締め付け感もなく快適です。
ポケットは、フロントポケット2つ、腿にジッパー式ポケット2つ、右側にバックポケット1つと、5つも付いています。ポケットは深めに作られているので、携帯電話を入れておいても落ちにくい。

それぞれの製品にカラーバリエーションがありますが、私はプルオーバーにWispy Green、ジョガーズパンツにUtility Blueをチョイス。淡いグリーンとブルーの爽やかな色合いが、さらに気分をアップしてくれます。
それでは、JR鎌倉駅西口からまずは源氏山の入り口となる「寿福寺」を目指して、ハイクスタート!
2024.04.26(金)
文=佐藤由樹
撮影=深野未季