お花見やピクニックにぴったりな中央広場
しばらく歩くと、源氏山公園内にある中央広場に到着しました。源氏山公園は源氏ゆかりの地であり、中央広場には源頼朝像があります。
広場にはテーブルやベンチがあるので、ピクニックにもぴったり。周辺ではこどもたちが遊ぶ姿も見られました。
この広場は桜の密集地になっていて、見ごろの時期には大勢の花見客が訪れるそうです。
さて、少し休憩したら再度出発!
広場を過ぎたあたりには「源氏山公園案内図」の看板があるのですが、ここがいろいろなトレイルの起点になっているようです。ここから北鎌倉駅方面や大仏殿方面にも行くこともできます。
しかし今回は、縁結びの御利益で知られる「葛原岡神社」へ。
到着すると鳥居の横には、なんとも気になる大きな石が。
この石は「魔去る石」といい、そばに用意されている盃を石に当てて割ると不運が去り、幸せを勝ち取ることができるそうです。
私もチャレンジしてみましたが、石に当たっても盃が割れない。盃を拾い上げ、再度挑戦してみてもやっぱり割れない……。
みなさんが挑戦するときは、不運が砕け散るよう思いっ切り盃を投げてくださいね。
さてここから、ラストスポットとなる鎌倉三大緑地の一つ「台峯緑地」に向かいます。
台峯緑地に行くには、一度民家が立ち並ぶエリアを通過します。歩いていると、途中でリスを発見! 鎌倉はリスが多く生息しているそう。
民家の合間からひょっこり顔を出す、大きな富士山の姿も見られました。
台峯緑地に着くと、源氏山とはまた少し違うのどかな里山風景が広がります。
ここでは地域の人々がボランティアで間伐や下草刈りなどの手入れを行っているそうで、散策路もきれいに整備されていました。
入り口から少し歩くと、すぐに展望所に到着。ここが今回のハイクコースのゴールです!
展望所は目の前が開けていて、見晴らし抜群。鎌倉の山々や町並みの眺望に癒やされます。
ここは高台にあるので少し風が強いのですが、さすが! このウェアは全然風を通しません。
これほどの防寒力があるので、夏場は室内や電車内などのエアコンが効いた場所で寒いときに着るのにもよさそう。
山から街でも使用可能なシルエットなので、いつでもさっと着られるよう、カバンに常備しておくのもいいかもしれません。
耐久性はもともと高いのですが、パタゴニアではリペア部門もあるので、修理が必要になった場合も安心です。これからハイクに日常にと、どんどん活用していきたいです。
2024.04.26(金)
文=佐藤由樹
撮影=深野未季