台湾東部・花蓮で発生した地震の被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
CREA編集部では、台湾観光庁の声明や、現地コーディネーターからお話をうかがい、台湾を応援する気持ちを込めて、完売したCREA春号をハンディサイズにムック化した、CREA Due『愛しの台湾』を刊行します。その一部を抜粋し、掲載します。
CREA編集部一同、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
CREA Due
『愛しの台湾』
定価1,430円
◆【中山】神農生活 誠品南西店(シェンノンション シェンピンナンシーディエン)
台湾の味や雑貨がより身近に感じられる
![1:ナツメを模した老舗の伝統菓子。サクサク食感が魅力。135元。
2:冬瓜を砂糖で煮込んだもの。煮込み料理の甘みを出す際に。100元。
3:ピーナッツの島・澎湖産。香りが濃厚。70元。
4:陶芸の街・鶯歌にある立晶窯の愛らしいお碗。各150元。
5:低温焙煎したピーナッツを、石臼で挽いた無添加のピーナッツバター。190元。
6:ガチョウ油にオリジナルの唐辛子やスパイスをプラス。285元。
7:タロイモのスナック。素朴な甘みがクセになる。109元。
8:客家民族に伝わるブラックティー。ティーバッグ12包入り。380元。
9:手摘みされた菊の花。これにお湯を注いで飲む。120元。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/1280wm/img_0c993173dd49e6ddde82391210a96f10112449.jpg)
2:冬瓜を砂糖で煮込んだもの。煮込み料理の甘みを出す際に。100元。
3:ピーナッツの島・澎湖産。香りが濃厚。70元。
4:陶芸の街・鶯歌にある立晶窯の愛らしいお碗。各150元。
5:低温焙煎したピーナッツを、石臼で挽いた無添加のピーナッツバター。190元。
6:ガチョウ油にオリジナルの唐辛子やスパイスをプラス。285元。
7:タロイモのスナック。素朴な甘みがクセになる。109元。
8:客家民族に伝わるブラックティー。ティーバッグ12包入り。380元。
9:手摘みされた菊の花。これにお湯を注いで飲む。120元。
滞在中に繰り返し足を運びたくなる、食雑貨のリーディングストア「神農生活」。台湾の味や文化に触れられる絶好のスポットであるこの店の歩みは、創業者がニューヨークの高級食材店「DEAN&DELUCA」に感銘を受けたことから始まった。
「台湾にも、夢のような食材が集まる場所をつくりたいという想いで、一号店をオープンさせました。無農薬で育てられた野菜や海産物の旨味を閉じ込めた保存食のほか、調味料などを多く取り扱っています」(李慧君さん)
「台湾の地方で昔から愛されてきた懐かしい味を現代の人に伝えていきたい。それが私たちの一番の願い。そうそう、店名にもなっている神農は、薬草の神様の名前なんです。神様と同じように、自分たちが良いと思ったものを広げていきたいという意味が込められているんですよ」(黃琦詠さん)
![神農生活でプランニングディレクターを務める李さん(左)と、オペレーションディレクターを務める黃さん(右)。「生産者の方々との対話を大切にし、地方の食や文化を神農生活を通じて広げていきたいです」](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/1280wm/img_1b6a41c750ba30e216a694b6f352e548147564.jpg)
一号店がオープンして約10年。台湾では食の選択肢が広がり、外食メインの生活から家で料理を楽しむ人が増えてきているそう。現地の人をも魅了し続ける神農生活のスピリットを知ると、買い物がもっと楽しくなるはず。
神農生活 誠品南西店(シェンノンション シェンピンナンシーディエン)
![神農生活 誠品南西店。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/e/1280wm/img_ee4c923b163e5d0a9ede94952a27e7fe318869.jpg)
所在地 台北市中山區南京西路14號4樓
電話番号 02-2563-0818
営業時間 11:00-22:00、金土日~22:30
定休日 施設の営業日に準ずる
https://www.majitreats.com/
※表紙と巻頭グラビアに登場した「&TEAM」NICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包や魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの台湾特集はCREA Due『愛しの台湾』でお読みいただけます。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2024.04.24(水)
文=高田真莉絵
写真=橋本篤
コーデーネート=田中左千子(TOP TAIWAN)
CREA Due 2024年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。