また商品到着後、必要なら「お直し」をしましょう。妥協をしたものは結局、自信を持って着られません。クローゼットで何度も触るけれど、当日の着用候補からは漏れていき、最終的にはたんすの肥やしに……。「もう少し丈が短かったらいいのに」「ウエストが緩すぎる」など、お直しできそうな部分についてはショップに持ち込んで相談してみましょう。

よいものをよりリーズナブルに!

 実店舗にかかるコストがカットされている分、よいものをよりリーズナブルに買えるのがネットショッピングのいいところ。さらに「店頭に買いたいものがない」と嘆く人にこそ、ネットでの買い物に挑戦してほしいのです。

 場所の制約から「売れるもの」が店頭に並ぶ実店舗と異なり、ネットショップは品揃えの幅広さが強み。豊富なラインナップから、他人から見たらクセありでも自分はときめく、痒いところに手が届くようなお宝アイテムにたどり着くことができます。

 私がデザインしているショップチャンネルのブランドでも、珍しい色から完売していきます。「本当はこういうテイストも着たかった」「昔から憧れていた」という冒険アイテムをゆっくり探し、価格抑えめで購入! は、自分らしいクローゼットへの第一歩かもしれません。

『ラヴィット!』などテレビでも人気のスタイリストが教える「捨て時」を見極めて愛用品だけのクローゼットにする方法〉へ続く

似合う服だけ着ていたい 幸せを呼ぶ「名刺服」の見つけ方

定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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2024.03.12(火)
著者=霜鳥まき子