温泉に浸かりながら、たおやかな山峰を眺める
●アマネク イン別府[大分/別府温泉]
![別府湾と鶴見岳の風光が水面と同化するインフィニティプール。(アマネク イン別府 大分)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/0/1280wm/img_a0fb2e7220566b0f5a6166de5431d36d97334.jpg)
この体験は得がたい。風の抜ける温水インフィニティプールで魚のように泳ぐ。息継ぎをするたび、たおやかな山峰が目に飛び込んでくる。心地よく疲れた体は、とろとろの美肌温泉でリカバリー。
夜は浴衣に手ぶらで街へと繰り出し、とことん食べたり飲んだり、地元の人との語らいを楽しんだり……そんな豊かなひとり旅が、気軽にかなえられるならば。
![寝るためなら十分な、清潔で機能的な客室。(アマネク イン別府 大分)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/1280wm/img_106b697339acccb094811b5e2604349e48307.jpg)
別府駅からほど近く。既存のビジネスホテルをリノベーションした「アマネク イン別府」のチャームポイントは、シンプルで清潔な客室とリーズナブルな料金。でありながら、隣接するリゾートホテル「アマネク 別府ゆらり」にある施設、プールに温泉大浴場、朝食ビュッフェ、ラウンジ、ジムなど、ほぼすべて(一部条件付き)利用できるところにある。
![和洋2種類から選べる、ハーフビュッフェ&朝食セット。和定食は土鍋のごはんが。(アマネク イン別府 大分)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/6/1280wm/img_569bb4bb9277f16cc67fa8094340d18f196576.jpg)
さらに「地域活性化」をテーマに、別府の魅力を街ぐるみで感じてもらえる仕掛けも。そのひとつが界隈にある50以上もの飲食店をカードキー1枚でめぐれる「HEYAZUKEシステム」。さくさくのとり天を出す居酒屋から、とろとろの豊後牛を出す焼肉屋まで、和洋中あまたのジャンル、さらに2軒目のバーやシメのラーメン屋も。
![電源付きカウンター席もあるラウンジはワーケーションに。(アマネク イン別府 大分)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/1280wm/img_18ce4cdf97f3d45815eec795fa159bba224941.jpg)
これこそが緩急に富むひとり宿の、ある意味理想のかたち。
アマネク イン別府
所在地 大分県別府市駅前本町6-28
電話番号 0977-76-5565
ひとり料金 1泊2食つき9,800円~
ひとり対応 通年可
https://amanekhotels.jp/beppu/
●JR別府駅より徒歩約3分
2023.12.18(月)
文=山村光春
写真=目野つぐみ
協力=九州観光機構
CREA Due 2024年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。