この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年11月4日)

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vol.113 ほうれん草ベーコンのっけパン

 バター醤油で炒めたほうれん草とベーコンをパンと合わせるの、小さい頃に親がよく作ってくれたんです。私にとっての懐かしい味、久しぶりに食べたくなりました。

■材料(1人分)

・食パン:1枚
・ほうれん草:60g
・ベーコン:40g
・バター:5g
・醤油:小さじ1/2
・サラダ油:小さじ1/2
・黒こしょう:少々

■作り方

(1) ザッと洗って水気を切ったほうれん草を3センチ幅に切る。

(2) フライパンを中火で熱し、ベーコンを両面カリッと焼いて取り出しておく。

(3) 食パンを好みの加減に焼いておく。

(4) フライパンにサラダ油を加え、(1)を入れて軽く炒め、バター、醤油を加えて全体を合わせる。

(5) 食パンの上に(2)、(4)をのせて黒こしょうをふる。

 今回は厚切りのベーコンを使いましたが、好みのタイプで構いません。黒こしょうがよく合います。料理好きなら、ミル付きのものを持っておいて損はないですよ。やっぱり挽きたては香りが違います。ほうれん草は80グラムぐらいたっぷり使ってもおいしいです。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.11.04(土)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔