2023年8月16日(水)18:38に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、獅子座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

自己表現の欲求を解き放つ

 太陽に向かって咲くひまわりは、8月の風物詩。そもそも獅子座の守護星である太陽は、すべての活力・エネルギーの源です。

 真夏の太陽の下で、あなたは「自分自身を表現したい」という衝動に駆られるようになるでしょう。

 獅子座の新月は、あなたの中に眠る創造性を刺激します。「太陽の子どもの月」と名づけられたのも、どの人の中にも存在するインナーチャイルドが目覚める日だからでしょう。

 獅子座の新月の得意分野は、創造活動、エンターテインメント、ロマンスなどです。自分の中から沸き起こる、自己表現への欲求を解き放ってください。

 それはあなたの中にある「平凡でつまらない人間だと思われたくない」という恐れを克服する最良の方法となります。

 自分で自分を肯定し、ちゃんと愛せるように後押ししてくれるのも、この新月の素晴らしさです。

 この日は、美と愛情を司る金星が新月に並びます。愛で世界を満たすこともこの日のテーマです。

 ただし牡牛座を運行中の天王星とはスクエア(90度)になるので、独善的な態度を取らないように気をつけて。

〈『MOONBOOK 2023』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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