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![ミュージカル「ヴィンチェンツォ」で主人公のヴィンチェンツォ・カサノ役を演じる和田雅成さん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/1280wm/img_7e0aebd0078a9047cda3c630f989148c90916.jpg)
2021年に韓国で放送され、190か国以上で配信された大ヒットドラマ「ヴィンチェンツォ」が世界で初めて日本でミュージカル化される。主人公のヴィンチェンツォ・カサノ役を演じるのは2.5次元俳優として数多くの舞台を経験してきた和田雅成さん。
6月初旬に韓国・ソウルを訪れ、ドラマ「ヴィンチェンツォ」のロケ地巡りを敢行。スペシャルな撮りおろし写真とともに、次の韓国旅行で訪れたくなるようなスポットの情報もお届けします。
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「ヴィンチェンツォ」ファンなら絶対行きたい! メイン舞台の「クムガプラザ」
![「ヴィンチェンツォ」視聴者なら一目でわかるはず! 何度も登場した「クムガプラザ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/1280wm/img_85d9c11a32449b57d175440829d2f0c8115795.jpg)
「ヴィンチェンツォ」のメイン舞台にもなっているクムガプラザの撮影に使われた世運清渓商街(セウンチョンゲサンガ)は、1968年に韓国で初めて建てられた住商複合施設。
1~4階が商店街、5階以上は居住施設(※居住エリアは住民以外の立ち入りは禁止)になっています。
![開けた広場も特徴的。建物に書かれていた「クムガプラザ」の文字はCG処理によるもの。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/1280wm/img_7c60df941fe1e747a9fac2f7bf4fecb2111267.jpg)
1970~80年代に電子商店街として栄えた後、90年代以降は衰退していましたが、ソウル市の都市再生事業により2017年9月にリニューアルオープン。
電子商店街の雰囲気はそのままに、歩行路にはおしゃれなカフェやギャラリーが立ち並びます。
![ヴィンチェンツォはもちろん、クムガプラザの住民気分になれるかも。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/1280wm/img_3e859d1e23dd15a70c62103df0526797201552.jpg)
ここ数年、韓国でトレンドになっている「ニュートロ(New+Retro)」を体感できるスポットにもなっています。
![建物横の歩行路にはカフェやギャラリーも立ち並ぶ。「ヴィンチェンツォ」の世界観に浸った後はぜひ立ち寄りたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/1280wm/img_9c4102834500655c495c8ac4d79ea83d77924.jpg)
ドラマを象徴する“本物”のクムガプラザに和田さんも大興奮。広場での撮影はもちろん、建物の中に入って電子商店街をのぞいてみたり、歩行路から広場を見下ろしてドラマのシーンを再現してみたり……。
舞台に向けてインスピレーションをたくさん受けたようです。
![「一番印象に残ったのは、やっぱりクムガプラザです。建物前の広場はもっと開けていると思っていたのですが、意外と秋葉原みたいな雰囲気だったり、驚きと発見がありました」](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/5/1280wm/img_f58ede1af5f4eb96c9c1e2b4d77d431a144967.jpg)
おすすめの時間は?
ドラマのシーンに近い状態で写真撮影を楽しみたい場合は、定休日のお店が多い週末がおすすめ。平日は秋葉原のような賑わいを楽しむことができる。
近くのおすすめスポットは?
100年近くの歴史をもつ広蔵市場までは徒歩10分ほど。チヂミやトッポギなど屋台グルメのほかミシュランの星を獲得したユッケ店もある。高麗人参や韓国海苔といったお土産はもちろん、工芸品なども揃っている。
ロケ地として使用されたのは……
世運清渓商街(セウンチョンゲサンガ)
所在地 ソウル特別市 鍾路区 清渓川路 159(서울특별시 종로구 청계천로 159)
営業時間 10:00~17:00 ※店舗により異なる
アクセス 地下鉄1号線鍾路3街(チョンノサムガ)駅 12番出口 徒歩4分、地下鉄2号線乙支路4街(ウルチロサーガ)駅 1番出口 徒歩7分
2023.07.31(月)
文=CREA編集部
写真=榎本麻美
ヘアメイク=山本昌子
スタイリスト=石橋修一