「また来る理由のできる」旅

DAY 1

12:00 金浦空港到着後、仁寺洞へ

「1泊2日はあっという間なので、動きやすい場所に宿泊。ホテルは仁寺洞エリアにして、まず荷物を置く」

13:00 鍾路 仁寺洞スジェビで昼食

 路地裏にあるすいとんの名店。

「にんにくの効いた温かいスープでパワーチャージ。お酒の飲める友人となら、甕で出てくるトンドンジュも頼んでお昼からふわりといい気分」

14:00 西村 33MARKETでティータイム

 腹ごなしがてら景福宮方面へ。ギャラリーや雑貨屋さんを巡りながらレトロな建物内でティータイム。

「同じ建物の3階は宿泊もできるようになっていて、本屋さんもあります。元々旅館だった建物をリノベしていて、施設の試み自体も面白い場所。光のたっぷり入る窓際が空いていたら、そこでコーヒーを飲みながら外を眺めておしゃべりをするのがおすすめ」

15:10 望遠洞 望遠市場で食べ歩き

 景福宮から地下鉄に乗り3号線、5号線、6号線と乗り換え望遠駅へ。

「駅を降りてすぐの市場で気になったものをつまみ食いしたり、ごま油を購入したり。市場の活気に触れる時間を過ごします」

16:10 望遠洞 未完成食卓でマカロンを買う

 ほかでは味わうことのできないマカロンがゲットできるお店でマカロンを購入。

「ピスタチオ、ダークチョコレートバニラ、パッションフルーツアールグレーなど味の想像ができるものはもちろんのこと、イチゴ&バジル、チリペッパー&チーズ&とうもろこし、お米の味なども」

16:40 望遠洞 望遠漢江公園

 古着屋さんやカフェを散策しながら公園へ。

「春、夏ならコンビニでラーメンやビールを買って、ピクニックもいいし(公園に行く手前でレジャーシートを借りられる店舗も)、秋、冬の寒い時期にはスターバックスでコーヒーを飲みながら城山大橋に灯りが灯るのを眺めてもいい。対岸の汝矣島方面の建物を照らす光が美しく変化していくのを見守りながらゆっくりおしゃべり」

18:30 望遠洞 望遠洞コギチッで夕食

 サムギョプサルと海老の入ったラーメンが評判の店で夕ごはんを。

「ドリンクは焼酎とビールを注文。ソメクにして乾杯! 付け合わせのネギのキムチもおいしいです」

21:00 乙支路 ペクマンブル食品で晩酌

 日中はスーパーとして営業、夜はビールを売るカメクは全州の名物。

「日本語を勉強している姉妹が営むカメクのお店。カメクとは1980年代に全州で始まった独特の酒文化で、ちょっとしたビールやおつまみを楽しめる老若男女に人気の飲み方。そんなスタイルをここでも味わえます。甘くないドライな味が人気の焼酎『セロ』と、たっぷりの油で揚げ焼きにしたマンドゥをつまみに1日の締めの1杯を。ヨージヤマモト好きの店主との会話もぜひ楽しんで」

DAY 2

08:00 安国洞 cafe onion 安国店

 チェックアウト前に近くの韓屋カフェでゆったり朝ごはん。

「最近は、予約をしないと購入も飲食も難しいカフェが多いけど、onionは比較的入りやすくてパンもコーヒーも美味。何より店員さんがとても温かく親切なので、気持ちよく朝の時間を過ごせます。韓屋をリノベした店舗のどこに座るか迷うのも楽しい」 

09:15 乙支路 中部市場でお土産を

 3号線で乙支路4街駅に移動し、中部市場で日本の友人たちのお土産を購入。

「ごま、唐辛子粉、ごま油、海苔やキムチ、各種パンチャンといったものも臭わないようにグルグル巻きに包装をしてくれます」

09:45 乙支路 芳山総合市場

 中部市場の道路を挟んで向かい側にあるインテリア用品、包む材、お菓子の材料などの専門市場も散策。

「購入したものをホテルに戻ってパッキングしたら、チェックアウト。でも荷物はまだ預けておきます」

11:00 鍾路 甘村で昼食タイム

 寒い時期には限定の牡蠣入りの白いスンドゥブチゲが食べられるお店。

「スンドゥブチゲというと赤い唐辛子入りのものを思い出しがちですが、ここではスープの白いスンドゥブチゲをいただけます。魚介の出汁が染み出したスープにほろほろ崩れる豆腐がするするお腹におさまる体をいたわる味」

12:15 鍾路 教保文庫 光化門店で情報収集

 散歩がてら光化門の大型書店へ。

「推しが表紙になっている雑誌を買ってもいいし、目で見るだけでも楽しいレシピ本やアート系の本を買っても。ベストセラーのエッセイ本を購入し、帰国の飛行機のお供に」

16:20 金浦空港発!

●教えてくれたのは……

小池花恵(こいけ・はなえ)さん
プロデューサー

旅とごはんをテーマにコンテンツを更新しているand recipe主宰。「ごはんと、旅は、人をつなぐ。」をコンセプトに活動中。https://andrecipe.tokyo/
韓国渡航歴:複数回

2023.07.02(日)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)

CREA 2023年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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定価950円

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