この記事の連載
チェンマイ・ピン川の珠玉ホテル #1
チェンマイ・ピン川の珠玉ホテル #2
チェンマイ・ピン川の珠玉ホテル #3
チェンマイは、リピーターの多い街だ。一度訪れると、魅力の虜になり、再訪を誓う。
それなら、ホテルも泊まり比べてみたいもの。ピン川の畔に佇む珠玉の3軒を3回に渡りご紹介。
ユニークな演出満載のレストランが楽しい
◆Anantara Chiang Mai Resort(アナンタラ・チェンマイ・リゾート)
![“カサラ・ガーデンビュー・スイート”(1泊朝食付き 24,000タイバーツ)のベランダからピン川を望む。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/1280wm/img_3ca141eed675edb2473a2dd3c628e90f153817.jpg)
チェンマイの特等席といえば、母なるピン川を望む場所だろう。
客室、スパ、そしてプール……。リバーサイドに広がるこのリゾートでは、様々な角度から、印象の異なるピン川の景観を目にすることができる。
![滔々と流れるピン川。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1280wm/img_c70252e4dd0caccd4d2a5d677b574170138159.jpg)
川風に吹かれながら南北のタイ料理を堪能できる「ボウディ・テラス」、闇にきらめくピン川とプールの水面を眺めつつカクテルに酔いしれるルーフトップバー「バブルス」など、ここでのステイの思い出は、ピン川と分かち難いものばかりになるはずだ。
敷地の中央には、かつて英国領事館だった築100年超の建物が残る。
![“デラックス・ガーデンビュー・ルーム” (朝食付き14,950タイバーツ~)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/6/1280wm/img_26e62568b84fdcfec203ac2674f2e42090480.jpg)
![スパイ映画の舞台のような「ザ・サービス1921レストラン」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/f/1280wm/img_0fd20b1eb4f96f29f0ea63825f40ccba143688.jpg)
その2階にある「ザ・サービス1921レストラン」は、映画『キングスマン』に登場した諜報機関のアジトのよう。ダイニングの壁には変装用の衣装や各国のパスポートが揃っていたり、書棚の隠し扉を開けると秘密の部屋があったりと、愉快な演出が満載だ。
![「ボウディ・テラス」の“豪州牛と平茸炒め ドラゴンフルーツ添え” 640タイバーツ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/b/1280wm/img_4b5ac386ffeab40f8c7259a7cc3c97e9217492.jpg)
「アナンタラ・スパ」は、タイ式マッサージ、温石マッサージ、シロダーラなをラインナップし、ヒーリングの粋を極める。抗酸化物質を豊富に含有するチョコレートを用いたトリートメントは、老廃物を排出し、肌に潤いと弾力を与えることが期待されるという。
![夕刻にはタイ舞踊およびキムという民族楽器の演奏も披露される。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/1280wm/img_2f6c040b62fe25fe252988f83949115c202268.jpg)
また、アクティビティも充実している。爽やかな屋外で行われるヨガ、太極拳、ムエタイのレッスン、人力車による寺院巡礼、そしてサンセットリバークルーズなど、選り取り見取りだ。
薔薇色のチェンマイ滞在が、あなたを待っている。
![川沿いのプール。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/1280wm/img_ed39edcdc8ddfbb662b568bdd4902c21283102.jpg)
Anantara Chiang Mai Resort(アナンタラ・チェンマイ・リゾート)
所在地 123-123/1 Charoen Prathat Rd., Changklan, Chiang Mai
電話番号 053 253 333
客室数 110室
料金(1室) 14,950タイバーツ~(朝食付き)
https://www.anantara.com/ja/chiang-mai
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.06.02(金)
文=下井草 秀
撮影=佐藤 亘
コーディネート=長屋良典(T-Live)
CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。