和の伝統文化に触れ、“本当の浅草”を感じる体験型ホテル
◆浅草ビューホテル アネックス 六区
浅草の地で38年に渡り愛され続けている「浅草ビューホテル」のアネックスとして、2023年3月18日(土)、「浅草ビューホテル アネックス 六区」が開業した。
同ホテルが位置するのは、“浅草公園六区”と呼ばれ、今なお古き良き日本の伝統文化が色濃く残るエリア。昭和初期から映画館や寄席・劇場が立ち並び、東京随一の繁華街として隆盛を誇った場所だ。
![設計・デザインにアールデコ様式を取り入れた「浅草ビューホテル アネックス 六区」の外観。本館「浅草ビューホテル」からは徒歩2分。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/1/1280wm/img_3111f868615e6385e6d89c6ff0878dc0196052.jpg)
伝統・芸能文化の街に建つ、同ホテルならではのコンセプトは“文化発信・文化体験の拠点”。和の伝統文化に触れられる体験型ホテルとして、ハード、ソフトともにさまざまな趣向が凝らされている。
![最上階のコンセプトルームは3室限定。「浅草」(写真)、「歌舞伎」「江戸」にちなんだデザインが施された、スペシャルな空間。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/f/1280wm/img_efd001bb08b71703dc2d1983630198fa150144.jpg)
![畳敷きで日本情緒を感じられる空間造りが特徴の「モデレート」タイプの客室。クイーン(写真)とツインがある。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/1280wm/img_63305799a34adc46f994de99f573322d83999.jpg)
客室は全199室。機能性を重視した「スタンダード」、畳敷きの「モデレート」、小上がりのリビングとビューバスを設けた「デラックス」、浅草・江⼾・歌舞伎の世界を表現した「コンセプト」の4タイプがある。
中でも注目したいのは、最上階のコンセプトルーム。「浅草」「歌舞伎」「江戸」の3室限定で、それぞれの伝統文化の世界に身をおくような特別な空間に仕立てられているのだ。
![プレミアムラウンジ「FURUMAI -ふるまい-」のエントランス。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/1280wm/img_350244fd059b5ead0da546f33d00303c156286.jpg)
![プレミアムラウンジで提供される、浅草銘菓の数々。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/1280wm/img_744fc4cb3d3a2c07f70b3f2e358ede93166130.jpg)
宿泊ゲストなら誰でも自由に利用することができる、ホテル最上階の宿泊者専用プレミアムラウンジ「FURUMAI -ふるまい-」にも注目したい。
浅草の街並みや東京スカイツリー®️を臨むプレミアムラウンジには、「舟和本店」のあんこ玉、「常盤堂本店」の雷おこし、「満願堂本店」のどらやきなどの浅草銘菓などを並べ、焙煎したてのコーヒーなどのドリンクとともに無料サービス。浅草らしい乙粋なサービスが用意されている。
![1階レストラン「ブロードウェイ六区」の店内。奥には檜舞台があり、さまざまな舞台興業が催される。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/1280wm/img_aa01efad6eda8cf2dbd82edac8fd2a12170052.jpg)
![朝食の一例「浅草バーガープレート」。バンズは本館「穂乃華」で人気の塩パンの生地に浅草のり、浅草万久味噌を練り込み焼き上げたもの。そして浅草ベーコンやゴーダチーズ、「浅草河村屋」の福神漬けが入ったタルタルソースを挟んだオリジナルバーガー。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/1280wm/img_fc2195806ad3b1e9c5ec1c5b688c84a6102052.jpg)
旧歌舞伎座で使用していた檜板を移築した舞台を併設する、1階レストラン「ブロードウェイ六区」は、「檜舞台」を持つこと、そして朝食、このふたつが大きな目玉だ。
その目玉のひとつの朝食は、メインプレート+ビュッフェスタイル。シェフが目の前の鉄板で食材を調理するライブ感が楽しめるのが特徴で、メインプレートは、浅草ビューホテル「穂乃華」のパンを使用した「浅草バーガープレート」と「おいものフレンチトースト」、「深川めしの和食膳」など7種類をラインアップ。
![1階レストラン「ブロードウェイ六区」に併設された「檜舞台」。浅草芸者の舞、無声映画と活弁士の掛け合い、三味線や琴の邦楽演奏、サイレントフィルムの上映などさまざまな舞台興行が行われる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/3/1280wm/img_8372ad4664402b63658dbba7f611dea3149333.jpg)
アールデコ様式の外装や江⼾木造大建築のエントランス、舞台と坪庭を持つ1階レストランなどに古き良きデザインを引き継ぎ、館内の至るところに浅草の歴史を感じられるディスプレイや、日本文化を表現したアートを設えていて、ホテルラバーやマニアをうならせる見どころも多い「浅草ビューホテル アネックス 六区」。
本館「浅草ビューホテル」のホスピタリティを受け継ぎながら、新たな魅力を発信するニュースタイルのホテルとして、早くも国内外から注目を集めている。
浅草ビューホテル アネックス 六区
所在地 東京都台東区浅草2- 9-10
電話番号 03-3847-1111(代)
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa-annex/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
至福のホテル最新ニュース
ラグジュアリーなリゾート、洗練されたシティホテル、和みの温泉旅館……。世界の津々浦々から、とっておきの最新情報をお届けします!
2023.04.04(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)