この記事の連載
オアフ最旬レストラン #1
オアフ最旬レストラン #2
オアフ最旬レストラン #3
オアフ最旬レストラン #4
オアフ最旬レストラン #5
パンデミック期間にブラッシュアップされたオアフのフードシーン。いま訪ねるべき最旬レストラン10店を5回に渡りご紹介。
まずは、天才シェフたちの繰り出す繊細な技を堪能できるレストラン3店、3回に渡りご紹介。ハワイのガストロノミーを牽引するスターシェフたちの新たな店は、地にしっかり足をつけながらも冒険的だ。
英国風のシックな空間で遊び心溢れるメニューを
◆Podmore(ポッドモア)

ダウンタウンの一角に建つ、築120年の歴史的建造物「ジョセフ・W・ポッドモア・ビルディング」。

この風情ある物件で、昼はブランチ、夜はカクテルバーという店を営むのは、オアフでもっとも予約が取れない店の一つ「セニア」のアンソニー・ラッシュシェフとパートナーのキャサリン・ノムラ氏。

堅牢な建物にオーセンティックなインテリアが馴染み、シックなムードを醸し出している。
「パンデミックを経て、外食にはより高度なものが求められるようになっています。非日常の空間、自家製の素材を使った出来たての料理で、心地いい時間を過ごしてほしい」と、シェフ。

ブランチメニューのソーセージや、べーコン、ベイクドビーンズももちろん自家製。シェフのクリエイティビティを反映したカクテルとエレガントな小ポーションの料理は遊び心いっぱいで高レベル。

一日のはじまりと終わり、どちらの時間も満足させてくれる店だ。

Podmore(ポッドモア)
所在地 202 Merchant St., Honolulu
電話番号 808 521 7367
営業時間 ブランチ 水~金曜は9:00~13:00、土・日曜は9:00~13:30、イブニング 水~金曜は16:30~23:00、土曜は17:00~23:00、日曜は17:00~22:00
定休日 月・火曜
https://www.barpodmore.com/

Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.02.08(水)
文=伊藤由起
撮影=志水 隆
コーディネート=本間律江、工藤まや
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。