ノーザンテリトリーには、オーストラリアの感動体験が濃縮!

レッドセンター 感動の聖地へ
オーストラリア中北部に位置するノーザンテリトリー (北部準州) は、感動大陸の魅力が凝縮したエリア。

太古より多様な生命が息づく野生生物の楽園は、心を優雅に満たす旅人たちにとっての楽園でもあるのです。

今から約6000万年前に南半球の大海原に浮かぶ “絶海の大陸” となったオーストラリア。外界と隔絶したその大地では極めて貴重な固有の生命が育まれ、先住民族であるアボリジナルの人々の文化が守られてきました。

なかでもノーザンテリトリーは、「これぞオーストラリア!」という魅力が詰まったエリア。未だ体験したことのない、本物の感動が待っているのです。

さて、日本の約3.6倍の面積に約25万人の人々が暮らしているノーザンテリトリーですが、その南部はレッドセンターとよばれ、赤土の大地がどこまでも続くオーストラリアの最奥部。聖地ウルルをはじめ、一生の思い出となる圧倒的な体験が満載です。

旅の決め手は、リゾートとアクティビティ。多彩な選択肢のなかから、自分の旅スタイルに合ったものをチョイスできます。

たとえば、優雅で贅沢な旅を楽しむなら、ウルルを望むラグジュアリーリゾートに滞在して、遊覧飛行やサンセットディナーを。

また、壮大な大地のパワーを深く体感したい人は、長期滞在してトレッキングやウォーキングを満喫。幻想的な「フィールド・オブ・ライト」など、夜のアクティビティも必体験です。

さらに、レッドセンターの魅力を楽しみ尽くすなら、アリスプリングスでの滞在もおすすめ。

人口3万人ほどの町には、ホテル、レストラン、カフェ、アートギャラリーなどが揃い、観光の拠点となる町です。

ぜひ訪れたいのが「カンガルー・サンクチュアリ」。広大な自然保護区で、孤児になった赤ちゃんカンガルーを救出して育てており、旅行者はツアーで見学可能です。


◆アリススプリングスには、おいしいものもいっぱい!



〈右〉「Alice Springs Brewing Co」のクラフトビールで乾杯! Photo:Tourim NT
2023.01.20(金)
文=矢野詔次郎
協力=ノーザンテリトリー政府観光局
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。