【トリビア4】
出産スタイルには流行がある。

 第二次世界大戦までの日本は、家に“お産婆さん”が来てくれる自宅出産がほとんど。戦後「出産は病院で」という流れができ、医師中心の分娩になっていったが、1990年代頃から「自然なお産」への想いも高まっている。一方で、麻酔を使った無痛分娩の希望者も増加中。お産をめぐり母と娘の間に溝を作ることもあるが、時代のニーズはめまぐるしく変わるのだと認識しておこう。

【ご協力いただいた先生方 (50音順)】

浅田レディースクリニック院長 浅田義正先生
リプロダクションクリニック大阪 CEO 石川智基先生
獨協医科大学越谷病院・泌尿器科主任教授 岡田 弘先生
亀田総合病院 新生児科顧問 奥 起久子先生
日本赤十字社医療センター 第三産婦人科部長 笠井靖代先生
長崎大学 産婦人科学教授 増崎英明先生
リプロダクションクリニック大阪 院長 松林秀彦先生

【参考にしたおもな本、サイト】

岡田弘著『男を維持する「精子力」』(ブックマン社)
石川智基著『男性不妊症』(幻冬舎新書)
増崎英明著『密室-閉ざされた世界、その探求、そして脱出』(木星舎)
松林秀彦(生殖医療専門医)のブログ(ブログを見る)
シャスティン・ウヴネース・モベリ著『オキシトシンー私たちのからだがつくる安らぎの物質』(晶文社)
河合蘭著『卵子老化の真実』(文春新書)

2013.10.17(木)
河合 蘭=構成・文
梅津有希子=編集協力
添田あき=イラスト

CREA 2013年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

母になる 学校開校!

CREA 2013年11月号

いつか産みたい、産んですぐの、働く女性必読
母になる 学校開校!

特別定価 680円(税込)