髪がしっかりしてくる“うねり毛”にはこれ！
ここからは、うねり毛に特にオススメしたい商品です。
私は普段はあまりうねっていないのですが、身近な親戚や友人が、うねり毛で悩んでいます。そこで、うねり毛さんたちが絶賛する商品を試してみました。
まずは、ボタニカルコスメブランド「meet tree」のシャンプーとコンディショナー。
「meet tree」は、ヒノキの産地、岐阜県中津川市で100年続く老舗木材会社から誕生したブランド。
ヒノキのパワーを化粧品にも生かすべく、開発したのが「meet tree」なのですが、このシャンプーとコンディショナーを私の親しいうねり毛さんたちが大絶賛しているのです。曰く、「うねり毛が直るだけでなく、髪質が蘇る」とか。
私も使ってみました。
するとシャンプー時には、そこまで「いい」とは感じなかった上(正確に言うと、シャンプーは「まあいい」レベルで、コンディショナーは「ちょっとざらつく」レベルでした)、洗い上がりも微妙に不安を感じる「質感」だったのですが、乾かして仕上げたら、急に髪がサラッサラになっていたのです！
しっとりするというよりは、「髪が独立した」という感じで、髪の毛1本1本に力がついた印象でした。そのため、毛先の絡まりもなく、本当に髪の毛がストレートになるのです！
髪が弱ってうねっている人には、これがいいのだろうと感じました。
ヒノキ独特の香りが強いのですが、男性が好むようなさっぱり系の印象なので、好みは分かれるかもしれません。
セグレタは泡が頼もしい！
続いては、花王「セグレタ」の プレミアムスパフォーム シャンプーと同コンディショナー。
こちらは、2年前、発売した当初に美容関係者からすすめられて1回試したのですが、当時はうねり毛に悩んでいなかったので、効果があまり実感できず、うねり毛に悩む10代～20代に代わりに使ってもらいました。すると全員からこぞって大好評で、「うねりが取れて、髪がサラサラになった」とか。
以来、うねり毛に悩む友人たちにも勧め続けているのですが、10代～20代だけでなく、30～40代にもとても評判は良いです。元々、年齢による髪質の変化を感じる人がターゲットなので、当たり前ではあるのですが。
私もこの夏、少しうねったので、久々に使ってみました。
すると今度は、良さがとてもよくわかりました。
うねっていると、シャンプーを髪全体に行き渡らせるまでに、髪が絡んでしまって傷みの原因になる気がするのですが、セグレタは泡がうまい具合に毛先まで進んで行ってくれて髪を絡めないのです。そのためとても洗いやすく、髪にコシが無くなってきた人や、細くなってきた人にもオススメだと感じました。
ちなみにセグレタは、複数のアイテムを展開しています。目的と髪質に合わせて選ぶのがオススメです。
花王株式会社｜セグレタ｜あなたに合うセグレタは？ (https://www.kao.co.jp/segreta/diagnosis/)
コンディショナーは、シャンプーよりもさらに細やかで重い泡。
イメージとしては重めのホイップクリームみたいな状態なのですが、しっかりと髪を包み込むので、パサつきが無くなる印象でした。
ただ、正直に言うと、こちらも「meet tree」同様に、洗い上がりまではそこまでいいとは思わずに、「べたつきが少し髪に残るかも？」という印象だったのですよね。
ところが、仕上がると急に髪の状態が良くなっていて、毛先までやはりサラツヤに！
うねり毛にオススメの商品は、もしかしたら髪にまとわりつくくらいの重さを敢えて残してストレートヘアを作りあげるのかもしれません(違うかもですが……)。いずれにしても、私自身が割とまっすぐなストレートヘアなので、何かがトゥーマッチなのかもしれません。
香りについては少し気になる印象でしたが、乾かしたら減ったので、その辺もご自身で試して感じてみるといいと思います。
以上、4ブランドのヘアケアアイテムをご紹介しました。
他にもいろいろ使って思ったのですが、自分の髪に「合う、合わない」があるという以上に、その時の状態や、目的によっても、効果が違うと感じました。
お気に入りの一品があるのはもちろんいいことなのでしょうが、状態に合わせて変えてみると、また違った発見がありそうです。
にらさわあきこ
文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単＆ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ：@akiko_nirasawa_beauty、ブログ：『美活☆365日 簡単＆ラク～に綺麗になろう！』
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2022.09.11(日)
撮影＝釜谷洋史
写真・文＝にらさわあきこ
