2022年9月10日(土)19:00に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、魚座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

身近な人が幸せだとあなたも幸せに

 まだまだ残暑の厳しい頃でしょうか。それでもかすかに秋の気配を感じます。

 9月の満月はアメリカ先住民によると、ハーベストムーン(収穫月)、フルーツムーン(果実月)と呼ばれています。かつて秋の収穫を祝うお祭りが満月に行われたからでしょう。

 魚座の満月は、すべての人をロマンティストにします。この日は中秋の名月でもあるので、美しい音楽に秋の味覚を用意して、お月見をするのもよいでしょう。

 魚座はギリシャ神話の酒と酩酊の神・ディオニソスに関係がある星座です。おいしいワインがあれば、さらに盛り上がるに違いありません。

 この満月に対し同じ魚座に位置する海王星が合になるので、困難な状況にある人々への共感能力が高まり、人の気持ちに寄り添う感受性が授かります。

 あなたの周りにいる“悩める人”や“落ち込んでいる人”が、少しでも幸せな気持ちになれたら、あなたにも幸運が訪れます。

 またあらゆる種類の表現(美術・音楽・文芸・演劇・ダンス)を魚座の満月は応援します。作品づくりに、この満月の力を借りるのもおすすめです。

〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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