かつて桑の木やリンゴの木を育んだ長野の大地に、今一面に広がるのはブドウ畑。盛り上がりを見せる東信・南信の地で、気鋭の造り手たちが醸すワインに出合えるワイナリー&レストランを訪ねた。
今回は注目のレストランを2軒ご紹介。
ワインのプロも信頼を置く
ショップ&レストラン
◆TOMI WINE CHAPEL(トウミ ワイン チャペル)

2016年のオープン以来、東御市随一の東信ワインセレクションを誇るショップ&レストラン。

ソムリエの石原浩子さんが主に扱うのは、ワイナリーをまだ持たず、委託醸造で販路が限られる造り手や、本数が少ないマイクロワイナリーのワイン。

彼らの情熱を理解し、深い知識とともにお客様に伝えて販売する手腕は、生産者からの信頼も厚く、全国で頼りにしているワインのプロも多い。

「東信のワイナリーは、前職が医師や金融マン、教師など個性豊かな人が多い。そんな人と土地の個性が混じり合って生まれたワインは、このエリアの魅力そのものですね」と石原さん。

店内では常時20種類以上をグラスで楽しむことができる。

TOMI WINE CHAPEL(トウミ ワイン チャペル)
所在地 長野県東御市田中63-4
電話番号 0268-55-7511
営業時間 11:00~13:30 L.O.(土・日曜 14:00 L.O.)、17:00~20:00 L.O. ※ショップも同様
定休日 月・火曜(祝日の場合は営業)
https://winechapel.com/
2022.08.29(月)
Text=Misa Yamaji
Photographs=Asami Enomoto
CREA Traveller 2022 vol.3
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。