水は「飲む」だけじゃなく「食べる」のもあり!

体を健やかに保つためには、適度に水分をとる必要があります。今は、熱中症にも気を付けなければならないとき、いつにもまして、こまめに水分を摂らないといけません。
水分を摂る方法として、まっさきに思い浮かぶのは、「水を飲む」こと。コップの水を朝起きてすぐや食事中に、携帯マグやペットボトルの水を仕事の合間に……みなさん、さまざまなシーンで水を飲んでいると思います。
さて、この水の摂り方ですが、「飲む」だけが、体に取り入む方法でしょうか? 浄水器ブランドのクリンスイと菓子研究家の福田里香さんは、「水を食べる」という驚きのスタイルを提案。「食べる水」のレシピを考案しました。
「食べる水」は、水に、海藻などから作った植物性の凝固剤、アガーの粉末と少量の砂糖を加えてかためた「水ゼリー」に、果物で作ったシロップをかけていただくというもの。
アガ―を使うと、寒天でかためたときよりも、ゼリーが透明になるのだそう。
透明度の高い、涼やかな見た目が美しいです。
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180mlの水ゼリーにシロップをかけたものを試食したのですが、つるんとした食感が楽しく、また想像以上に食べ応えがあり、お腹にもたまるので、ダイエット中に少し甘いものを摂りたいというときにもおすすめです。
「水は1日に1、2リットル飲んだほうがいい」などとよく言われますが、「飲まなくては」と思ってしまうと、なかなか前向きに取り組めないもの。
“食べる水”はおやつのように楽しみながら、無理なく水を体に取り入れられるのが魅力ですよね。ゼリーなので、冷たい水をごくごく飲むより、体を冷やしすぎないのも嬉しい。
次に、クリンスイと福田里香さん考案の「食べる水」レシピをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。
2022.08.09(火)
文=CREA編集部