【2022年版】 いつか行きたい！ 日本の夏の絶景 ～中国篇～

　いよいよ夏本番、抜けるような青空と緑が眩しい季節の到来です。四季があり、自然の移ろいを感じられる日本には、この季節、この土地でしか見ることのできない絶景が数多く存在しています。

　そんな47都道府県の観光のプロがセレクトした、その地に息づく素晴らしい夏の景色をまとめてご紹介します。この先の旅の参考にどうぞ！

　今回は、中国エリアの夏の風景をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

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◆鳥取県

諸鹿渓谷

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　諸鹿(もろが)渓谷は、緑豊かな若桜町に位置する、森林浴に人気のスポット。渓谷内には諸鹿七滝や屏風岩などの見どころが豊富で、シャワークライミングなどのアクティビティを楽しみながら、美しい大自然を体感できる。

 「鳥取県東部、氷ノ山の麓に位置する『氷ノ山自然ふれあい館 響の森』が提供する、諸鹿渓谷でのシャワークライミングがおすすめです。シャワークライミングはキャニオニングの逆で、下流から上流に探検してくアクティビティ。

 『21世紀に残したい日本の自然100選』に選ばれた諸鹿渓谷では、沢登り、滝登りはもちろんのこと、天然のウォータースライダーや飛び込みスポットなど、盛りだくさんのコースを満喫できます」(「鳥取県観光・旅行情報サイト「とっとり旅」魅力発信担当スタッフ)

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◆島根県

龍頭が滝

　龍頭が滝は、中国地方随一ともいわれる名瀑。水しぶきを上げながら流れ落ちる様は、昇天する龍に例えられるほど迫力がある。

　また、滝の下流に広がる美しい渓谷や、遊歩道脇に立つ樹齢400年以上の巨大な老杉など、思わず写真を撮りたくなるようなポイントも豊富。

 「龍頭が滝は『日本の滝100選』の一つで、40メートルの雄滝と30メートルの雌滝の2つからなる滝です。雄滝の裏には洞窟があり、滝の裏から眺めることもできます(裏見の滝)。

　周辺はマイナスイオンがたっぷりで、気分がスッキリしますよ！」(島根県観光連盟スタッフ)

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◆岡山県

済渡寺(さいどうじ)

　済渡寺は、平安時代に創建された約1,200年の歴史を誇る古刹。アジサイの名所として知られており、初夏には約11,000株のアジサイが鮮やかなブルーの花を咲かせる。

　2021年5月には、真っ白な鳥居が78基、約90メートルも続く「千本鳥居」が出来上がり、この鳥居を一目見ようと多くの参拝者が訪れている。

 「弘法大師・空海が建てたとされる済渡寺は、初夏にはアジサイの咲くお寺として有名です。

　平安時代に空海と共に、唐から日本へ陶器製造技術をもたらしたとされる唐の白龍にちなんで建てられた真っ白な『千本鳥居』もあり、フォトスポットとして注目を集めています。

　白龍が唐から桃の木を寺に持ち込んだとの言い伝えから、鳥居の上部には桃の形をした彫刻が施され、こちらも見どころのひとつになっています」(「岡山観光WEB」編集部)

※アジサイの開花時期：6月下旬～7月末

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◆広島県

ピースメッセージとうろう流し

　ピースメッセージとうろう流しは、慰霊と恒久平和を祈願して行われる、広島県の夏の風物詩。平和への願いが込められた約1万個もの色とりどりの「とうろう」が、元安川など6つの川に流灯される。

 「平和記念日である8月6日の夜に行われている、ピースメッセージとうろう流し。国内外から受け付けた原爆死没者等の慰霊や恒久平和のメッセージを乗せた『とうろう』を、川面に流します。

　原爆ドームの前を流れていく『とうろう』の灯りに、平和への思いを新たにする一夜です」(「ひろしま公式観光サイトDive！Hiroshima」PR担当スタッフ)

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◆山口県

ABUキャンプフィールド

　ABUキャンプフィールドは、阿武町の道の駅に隣接するキャンプ場。約2万3千平米の広々とした敷地では、心地よい潮風を感じながら、日本海の眺望や自然豊かな山の景観が楽しめる。

 「スノーピーク地方創生コンサルティング監修の元、2022年3月に山口県北東部の阿武町に、新たにキャンプ場がオープンしました！　目の前には日本海が広がっていて、海に沈む夕日は格別です！　さらに、海を見渡す絶景温泉『鹿島の湯』も人気があります。

　隣接する道の駅では、朝獲れの水産物やお肉など、キャンプで必要な食材をそろえることができます。

　また、きれいな海や大自然をフィールドにしたさまざまな体験プログラムも。阿武町を丸ごと楽しめます！」(山口県観光連盟 末永亜紀子さん)

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