【STEP2】薪の組み方を覚えて火を育てよう

 確実に火をおこすには、最初にしっかりとした火床を作ることが重要です。

 まず、焚き火台の中央に着火剤を置き、小割りにした薪を放射状に重ねます。最初は燃えやすい針葉樹を使うのがおすすめ。

 火が安定してきたら、太めの薪や広葉樹を追加。この段階ではまだ薪をいじったりせず、確実に燃えるまで見守ります。

 全体が安定してきたら、火吹き棒で空気を送り込み、火を大きくします。

 薪の組み方で覚えておきたいのが、「雲竜型」と「不知火(しらぬい)型」。

 「雲竜型」は、最も焚き火らしい形に燃え上がる組み方で、火床の上に三角錐になるように薪を積み上げます。

 その中央に火吹き棒で空気を送り込むと、燃え上がった炎の頂点が天にのぼって行き、高さもできるので灯りとして使いたい時にも便利。

 一方、「不知火型」は、火床の上に間隔を空けて薪を並列に置きます。面が平たくなるので安定感があり、鍋やヤカンを置いて調理もできます。

 この2つの型は自由に組み替えられるので、最初は雲竜型で組んで、調理の時に不知火型に組み替え、食後はまた雲竜型に戻して炎を眺める、というような楽しみ方ができます。

2022.05.25(水)
文=田辺千菊(Choki!)
撮影=深野未季