[Point③]眉は眼鏡との位置関係を確認してから着手
眉を描くときは、一度眼鏡を掛けてフレーム上部とのバランスをチェック。
「眉とフレームが重なって隠れてしまうようなら、100%作り込む必要はありません。眼鏡が顔に馴染むよう、普段より眉メイクの工程を少なくして印象を弱くするぐらいがベターです。眉がしっかり見える場合は逆に視線が行きやすいので、きちんと描くようにしましょう」(長井さん)
パウダーだけで仕上げたり、カラーをいつもより薄めにしたりなど、抜き方は自由。眼鏡の形やカラーとの相性を見ながら仕上げるようにしましょう。
[Point④】リップをしっかり塗れば小顔効果がアップ!
「じつは、眼鏡メイクにおいて重要なのがリップ。眼鏡で顔の上半分にインパクトが出るので、下半分がおとなしいと顔が間延びして見えてしまいます。リップはしっかり塗って、眼鏡とのバランスをとりましょう」(長井さん)
リップの色は眼鏡や洋服とのバランスを見てセレクト。鮮やかめなものを使ったり、輪郭を少し大きめに仕上げても好バランスです。
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[Point⑤]最終チェックも抜かりなく!
「ここまで仕上げたら、改めて眼鏡を掛けて全体のバランスをチェックして。眼鏡で顔のメリハリがしっかり作れていたら、ハイライトやシェーディングはマストではありません」(長井さん)
【使用フレームはこちら】ベーシックなウェリントンは品の溢れるベージュをチョイス
EYEVANのDANNY-R
顔馴染みの良い柔らかなシェイプのウェリントン。ニュアンスのあるベージュが上品で、オンオフ問わず使えます。テンプルにはβチタンを採用し、掛け心地はとことんしなやか。
眼鏡メイクで意識すべきは、眼鏡に合わせ“抜くところ”と“丁寧に仕上げるところ”のメリハリをつけること。
バランスを取りながら仕上げることで、眼鏡がより顔に馴染み、今よりもっとお洒落に掛けこなすことができるはずです。
EYEVAN Tokyo Gallery
電話番号 03-3409-1972
https://eyevaneyewear.com/flagshipstore/
2022.04.23(土)
文=伊藤美玲
写真=深野未季
ヘア&メイク=金澤美保