#245 Okinoerabu-jima
沖永良部島(鹿児島県)2
![今回は行けなかった、沖永良部島のメインビーチ「ワンジョービーチ」。©おきのえらぶ島観光協会](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/1280wm/img_fe307a51a51ad962b061747686111c91126937.jpg)
鹿児島空港から飛行機で約70分、那覇空港から約60分。地理的には沖縄に近く、琉球と大和の文化の分岐点にある沖永良部島。
![鹿児島よりも、沖縄の方が距離的に近く、琉球文化の影響も受けています。「いらっしゃい」は島の言葉で「めんしょり」。どことなく「めんそーれ」に似ている?](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/1280wm/img_97458deac70f3dbd8a18816588e178f083735.jpg)
沖永良部島は別名「花と鍾乳洞の島」と呼ばれています。“鍾乳洞”については、前回、ケイビングの面白さに勢いあまって連載1回分を書いてしまったほど。
一方の“花”を代表するのは、“エラブユリ”でしょう。
シーボルトが欧米に日本のユリを紹介した後、明治期にその美しさに人気が急上昇。大量のユリの球根が輸出されましたが、そのほとんどが沖永良部島産だったそうです。
![春先には純白のユリの花が島を彩ります。©おきのえらぶ島観光協会](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/6/1280wm/img_5677b211e32c92f4ec2904867543ad1b254605.jpg)
2022.04.09(土)
文・撮影=古関千恵子