日本中が熱狂したガールズグループオーディション「Nizi Project」。応募総数1万231人の中から最終審査を通過した9人は、2020年12月にNiziUとしてメジャーデビューを果たした。
韓国人と日本人の両親を持ち、韓国語と日本語を操るYUNAさん(18)も、アイドルを夢見てオーディションに参加した1人だ。当時、弱冠16歳とは思えないハイレベルなダンスと歌唱力を披露し、ファイナルステージまで勝ち進んだ。しかし彼女は、デビューメンバーには選ばれなかった。
そんなYUNAさんが、オーディション終了から約1年半の時を経て、日本での芸能活動を本格化。現在は、ABEMAで放送中の恋愛リアリティショーにも出演している。「Nizi Project」終了後、彼女がどのように過ごし、何を考えていたのか、話を聞いた。(全2回の1回目/後編に続く)
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Nizi Project終了後は「お仕事を減らして休んでいました」
――2020年6月にNizi Projectが終了してから、どのように過ごしていたのでしょう。
YUNA オーディション終了後は韓国の実家に戻って、お仕事を減らして休んでいました。中学1年生からJYPエンターテインメントの練習生として過ごしていて、これまでずっと忙しかったというのもあって。日本に拠点を移したのは、2021年の夏からです。
――日本に来てからは、どこかへ行きましたか?
YUNA 絶叫マシーンに乗りたくて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きました。でも、あんまり怖くなかったんですよね。
だから今度は、死ぬほど怖いと聞いている富士急ハイランドかナガシマスパーランドのジェットコースターに乗ってみたいんですよね。日本に来たばかりだから、まだ一緒に行く友達はいないんですけど……。今は一緒に行ってくれる友達を募集中です(笑)。
――ご自身のSNSで「私は極度の人見知りだ」とおっしゃっていますよね。
2022.03.30(水)
文=仲 奈々
写真=杉山秀樹/文藝春秋