この記事の連載

 フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?

» 別日の花の記事をチェック!


4月3日の花はアリウム「ギガンチウム」

 色々な種類や形のあるアリウムはネギの仲間で、いわゆる観賞用の「ネギ坊主」です。

 ギガンチウムは名前の通りとても巨大で、花の部分はソフトボールぐらいになり、草丈は人の背に届くぐらいの大きさに成長します。

 イングリッシュガーデンの代表的なスタイルで、「ボーダーガーデン」という、後方の草丈を高く、手前にいくほど低くなるように植物を植える手法があります。

 背の高いギガンチウムは、このボーダーガーデンの後景として植えられることがよくあります。

 この時期ぐらいから、切り花としても花屋さんに並び、個性的な花姿で楽しませてくれます。

 花自体が重いので、安定感のあるアイアンの花器に生けてみましょう。

 水は浅めに生けるほうが長持ちします。

【アリウムの花言葉】無限の悲しみ、くじけない心、不屈の心、正しい主張、円満な人柄
【ギガンチウムが誕生花の人】3月16日、5月12日、6月2日、7月23日生まれ

#CREAの公式YouTubeチャンネルで、花イラストのメイキング動画を随時公開中!

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

次の話を読む【4月4日の花】キッス 優しい印象の花を淡い色の花器に

← この連載をはじめから読む

Column

今日、花を飾るなら。
ブルームカレンダー

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2022.04.03(日)
文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌