![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/1280wm/img_8b974223a496acf2ee63a3482d5910f4210256.jpg)
美しい海が目の前に広がるANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートから、ホテル滞在を楽しみながら、沖縄の豊かな自然を身近に感じられる2つのサステナブルプランが登場。
「旅を通して、環境問題や持続可能な社会について考える」そんな新しい旅のカタチを提案します。
未来の海のために、今できることを
![エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストは息をのむ美しさ。奥にみえるのがANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/1280wm/img_50b6180d1f7da7434f835f51857aa1a871943.jpg)
ホテルが位置する恩納村は、国内屈指のリゾート地だが、サンゴの天敵であるオニヒトデの大量発生や海水温の上昇により、村のサンゴが壊滅的な被害を受けたという悲しい過去も。
サンゴは、海洋生態系にとって、住処や産卵場所でもあり、また防波堤としての役割も持つので、海のそばに暮らす人間にとっても非常に重要な存在だ。
そこで恩納村は、2018年、世界一サンゴに優しい村として「サンゴの村宣言」をし、サンゴの保護活動に取り組み始めた。
先んじて2003年からサンゴの保護活動に力を入れてきたANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートホテルも、この宣言を受け、サンゴを守り美しい海を未来へとつなぐため「サンゴ保護活動サステナブル宿泊プラン」をスタートさせた。
このプランでは、サンゴの生態について学んだ後、サンゴの苗づくりができる。
![日本初となる、サンゴのひび建て式養殖を始めた恩納村漁港内の養殖場。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/1280wm/img_4d8fd3f2ce277f733a911957f34e6d68132091.jpg)
![土台となるのは石灰岩でできたスティック。サンゴを巻き付け、しっかり固定する。ある程度の大きさになったら海へと旅立つ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/4/1280wm/img_a49f308d860dc5146adea00a1d13cdaa64345.jpg)
苗づくりの後は、ホテルのビーチから出航している海中展望船「サブマリンJr. II」で、これまでに養殖された海中のサンゴたちを観察に、いざ出発。
![苗は手作業で植えられているそう。サンゴの周りには魚たちが集まっている。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/1280wm/img_e511d67dbd2fa62bceaec2c951defd39164458.jpg)
それぞれ成長度合いも異なり、個性的なフォルムが愛らしい。自らが苗づくりをしたサンゴが大きくなり、海を守ってくれると思うと感慨深いものがある。
2022.03.30(水)
文=CREA編集部