美しい海が目の前に広がるANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートから、ホテル滞在を楽しみながら、沖縄の豊かな自然を身近に感じられる2つのサステナブルプランが登場。
「旅を通して、環境問題や持続可能な社会について考える」そんな新しい旅のカタチを提案します。
未来の海のために、今できることを
ホテルが位置する恩納村は、国内屈指のリゾート地だが、サンゴの天敵であるオニヒトデの大量発生や海水温の上昇により、村のサンゴが壊滅的な被害を受けたという悲しい過去も。
サンゴは、海洋生態系にとって、住処や産卵場所でもあり、また防波堤としての役割も持つので、海のそばに暮らす人間にとっても非常に重要な存在だ。
そこで恩納村は、2018年、世界一サンゴに優しい村として「サンゴの村宣言」をし、サンゴの保護活動に取り組み始めた。
先んじて2003年からサンゴの保護活動に力を入れてきたANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートホテルも、この宣言を受け、サンゴを守り美しい海を未来へとつなぐため「サンゴ保護活動サステナブル宿泊プラン」をスタートさせた。
このプランでは、サンゴの生態について学んだ後、サンゴの苗づくりができる。
苗づくりの後は、ホテルのビーチから出航している海中展望船「サブマリンJr. II」で、これまでに養殖された海中のサンゴたちを観察に、いざ出発。
それぞれ成長度合いも異なり、個性的なフォルムが愛らしい。自らが苗づくりをしたサンゴが大きくなり、海を守ってくれると思うと感慨深いものがある。
2022.03.30(水)
文=CREA編集部