愛子さまも静養先に勉強道具を持ち込まれて、宿題に追われたという。

「同時に苦手科目の克服も課題にされていました。授業をご欠席された分を取り戻そうとなさっているのかもしれません」(別の東宮関係者)

 愛子さまの成績は中等科のころからトップクラスだと言われる。高等科の場合、上位者の多くは推薦や一般入試で他大学に進学するというが、愛子さまの成績だけをみればその可能性は高いのだろう。

「今後、選択をするときのためにも、今は学力をつけることに専念されるのではないでしょうか」(ご学友の母親)

 愛子さまは真面目なご性格で、集中力が高いタイプだとも言われる。実際に中等科1年生の時も、外部受験で入ってきた生徒に学力で負けたくないと深夜まで勉強に取り組まれていたことがあった。

「負けず嫌いというよりも、皇族としての意識が強く芽生え始められた時期だったといいます。勉学でも手本になるようにと頑張り過ぎたことがありました」(別の宮内記者)

 両殿下のお考えも気になるところだ。

 

「今の愛子さまのお身体と頑張りすぎるご性格からすると、このまま学習院大学に進学されるのが良いのではないかとお考えのようです。愛子さまも大学名に拘らずに何を学びたいかを模索されていると言われています。おそらく文系に進まれる愛子さまは、殿下と同じ史学科を目指されるのではないでしょうか。お二人は歴史の話をよくなさっていて、雅子さまも入れないぐらい過熱なさることがあるそうです」(皇太子ご一家と付き合いのある知人)

 愛子さまの意志から他大学を選ばれるとしたら、国立では、東京大をはじめ一橋大、筑波大などの大学名を周囲は上げる。ただ、国立は受験勉強しなければならない科目が多いため私学の慶応大や上智大などを目指されるのではないか、とも推察している。

「それらの大学を目標にされているお友だちがいて、お話をお聞きになるうちに愛子さまもご興味を示されたのではないでしょうか」(前出・同級生の母親)

2022.01.07(金)
文=友納尚子