世界中のビーチを巡るビーチライター・古関千恵子さんの連載「古関千恵子の世界極楽ビーチ百景」。

 2021年にご紹介したビーチの中から、古関さんが「もう一度行きたい!」と思った国内ビーチを厳選してご紹介します!


■百合ヶ浜(ヨロン島/鹿児島県)

 台風の影響でサンドバンクは現れなかったけれど、それでも海の透明度はまるでカリブ海。ヨロン島の、ちょっと昭和レトロな雰囲気や、穴場なビーチの存在もリピートしたいと思わせます。

百合ヶ浜/ヨロン島

百合ヶ浜の拠点となるヨロン島は、鹿児島県の最南端の島。隆起サンゴでできていて、河川がないため海水の透明度は抜群。春から夏にかけての大潮周辺の干潮時のみ、白砂のサンドバンクが水中から顔をのぞかせるため、“幻のビーチ”と呼ばれています。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/33261

■瀬底島(沖縄県)

 遠くまで広がる遠浅の海、その向こうに“伊江島タッチュー(城山)”とよばれる山を抱いた伊江島や平たい水納島。この海の色はいつまでも眺めていたくなります。

瀬底島

那覇空港から車で90分。本島から全長762メートルの大橋を渡ると、透明度バツグンの海とサラサラの白砂を誇る美しいビーチが見えてきます。本島の西側に位置する島なので、サンセットの美しさも評判です。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/29340

■南紀白浜(和歌山県)

 砂フェチとしては、シリカサンドのピュアな白っぷりがたまりません。かつてはビーチに出ると、目を覆うほど眩しかったとか。パンダにも会える!

南紀白浜

紀伊半島・南紀白浜を代表する白良浜は、その白さから万葉集や日本書紀にも記されたほど。真っ白な砂浜が約620メートルも続いています。しかも、ビーチからすぐのテーマパーク、アドベンチャーワールドでは現在7頭のパンダが暮らしていて、その仲睦まじい姿を見ることができます。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/33628

2021.12.31(金)
文・撮影=古関千恵子