時代の流れでライフスタイルが変わっても、大切にしたいおやつの時間。ひとり分ずつ取り分けて絵になる「日本橋錦豊琳」のかりんとうで、美味しさと嬉しい気持ちの共有を。
ひと袋ごとに違う味 進化系かりんとうの楽しみ
![右から:濃厚なコクと旨みが贅沢な「黒糖」。小枝のような「野菜」は5種類の野菜の淡い色合いと風味が上品。かつおだしの風味が絶妙な「和風だし」は、お酒にも合う。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/1280wm/img_11cb31499fe70703fdffedf3f220546091211.jpg)
江戸の昔から商業の中心地であり、文化の一大拠点でもあった東京・日本橋。この歴史ある地から新しいお菓子文化を発信している「日本橋錦豊琳」は、明治創業の老舗菓子問屋が手がける“古くて新しい”ブランドだ。
数々の伝統菓子を今の時代のものとしてリブランディングするなか、特に話題を呼んでいるのが「かりんとう」。驚くのはそのバリエーションの豊かさで、「黒糖」や「洗双糖」など、おなじみの味に加え、甘みの繊細な「むらさきいも」、5種類の野菜の風味が楽しめる「野菜」、くっきりとしたかつおだしの香りでお酒にも合う「和風だし」、懐かしいお惣菜の味を見事に再現した「きんぴらごぼう」など、定番だけでも9種類がラインナップ。さらに、期間限定、店舗限定の味があり、いつ訪れても新たな味に出合える。
![右から時計回りに:人気の味を小袋にした詰め合わせ〈かりんとう5種類10袋入り〉1,620円、同じく〈かりんとう5袋入り〉810円。レギュラーサイズの袋に6種類の味を詰めた〈かりんとう6個箱〉2,462円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/1280wm/img_f86def7397157a2f4a1cd00098b07d84152524.jpg)
生地には厳選した国産小麦のみを使用。じっくりと自然発酵させ、職人の手作業で丁寧に3度揚げすることで、カリッとした軽やかな食感が生まれる。これを壊さぬよう蜜をかけるのも、熟練の技だ。
人気の味が5種類、食べきりサイズの小袋に入った詰め合わせは、新しい生活様式にもフィット。時代を超えて愛される本物の味が、会いたい気持ちを伝えてくれる。
かりんとう以外もおすすめ!
懐かしいのに新しい美味しさに出合えるお菓子は、「日本橋錦豊琳」の真骨頂。特に人気の高い3アイテムはちょっとした手みやげに。
●アーモンドスカッチ
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ヨーロッパ伝統の、飴を高温で煮詰めてつくるカリッとした食感のスカッチに、ローストアーモンドを加えて香ばしく。100グラム 432円。
●海苔巻き揚げ煎
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1280wm/img_403761492e50ee00390d5b4af6a69f76118159.jpg)
国産米の揚げ煎餅を甘辛い醤油だれで味付け。香り豊かな国産焼海苔を独自の製法で巻いた“海苔が主役”の逸品。3本×8袋 1,080円。
●レーズン落花糖
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レーズンをピーナッツと大麦パフと一緒に水飴でギュッと固めた素朴なお菓子。程よい酸味と甘みがあり、クセになる。140グラム 378円。
日本橋錦豊琳 小伝馬町本店
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江戸の昔から、人・物・文化の集まる日本橋小伝馬町にある本店。かりんとうをはじめ、素材と製法にこだわった米菓など、様々なお菓子が並ぶ。本店でしか買えない限定品もお見逃しなく。
所在地 東京都中央区日本橋小伝馬町16-14
電話番号 03-6661-1472
営業時間 9時半~18時半
定休日 第1・最終土曜、日曜、祝日
●オンラインショップでも買えます!
かりんとうは、定番9種類のほか、期間限定品や、いろいろな味をミックスしたお得な商品もラインナップ。なにより、思いついたときにすぐオーダーできるのが嬉しい。
https://nishikihorin-shop.com/
●お問い合わせ
日本橋錦豊琳
電話番号 03-6661-1472
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2021.12.14(火)
Text=Yuki Ito
Photographs=Wakana Baba
Styling=Yuko Magata
Cooperation=UTUWA
CREA 2022年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。