乳がん経験者が語る「再発の怖さ」
トークセッションは、実際に罹患したおふたりが、がん治療の不安について語るところから始まりました。
自身が罹患した際のことを川崎さんは「仕事も忙しいなかで家計をどう回そうか不安だった」、澤井さんは「頭が真っ白になって怖かった」と振り返ります。
乳がん、子宮頸がん、子宮体がんは、他のがんに比べて20代~40代と若い年齢でも罹患しやすいことが特徴です。
がん治療中の心境を、澤井さんは次のように振り返ります。
「自分自身で暮らしを維持しないといけないなかで、初めてがんになって手術をしました。いろいろな人に話を聞いてみて、とにかく再発が怖い、再発に備えたいという気持ちが強くなりました。働けなくなる怖さもあり、患者が入れるがん保険はないのだろうかと日々調べていました」
医師が語る「再発保障保険」の重要性
乳がん患者を例にとり、中村医師は「まわりのサポートを得て、生活を支えることが重要」、看護師の橋本さんは「暮らしと治療をどう両立するのかが課題」と指摘します。
そのなかで、女性特有のこれらのがんは生存率が高い一方、ほかのがん患者にはない悩みを抱えることが多いと中村医師は語ります。
それは、再発リスクが高いこと。
つまり、澤井さんのように罹患後の生活だけでなく再発の可能性について考えなければならず、患者の経済的、精神的な負担が大きいという課題があるのです。
その課題を解決するのが今回発売された「再発保障保険」。
少額短期保険で経済的な負担も少なく、ウェブサイトから最短10分で簡単に加入することができます。
対象は満20歳から満69歳まで。がんと診断されたら80万円のがん診断給付金、万が一死亡してしまった場合には最高300万円の死亡保険金を受け取ることが可能です。
この保険の重要性について中村医師は、「5年経てば完治といえるがんが多いなかで、乳がんは5年以上経ってからも再発のリスクがある。
そういった特徴に対して、金銭的な安心感があれば病気を恐れずに自分らしい生活が送れる。こういった保険が出てくることは患者にとってはとても良いこと」と話しました。
■乳がん・子宮頸がん・子宮体がん再発保障保険
https://products.micin-insurance.jp/
2021.09.17(金)
文=CREA編集部
写真=平松市聖