今、スケートボードを楽しむ女性たちが増えています。

 何歳になっても、興味あることを始めてみるって楽しい!

 オリンピックでも競技に採用されたスケートボードは今活気づいています。この機会に初めてみては? 都内で手軽にスケボーができる施設も増えています。


スケートボードに挑戦してみたい!

 スケートボードに挑戦してみたい! 熱い気持ちはあるけれど、何から始めたらいいのか分からないという人は多いはず。初心者でも滑れる場所や必要な道具、服装はどうしたらいい?

「スケートボードと聞くと、男性中心のカルチャーのように思うかもしれませんが、近年は女性も増えてきて、東京のスケートパークには女性ひとりや、子どもと一緒に滑るお母さんだっています。慣れない間は衝突などの事故が起きないように周囲に目を配ることも大切ですが、経験者から冷たい目で見られるなんてことはありませんよ」(平野さん)

 とはいえ、未経験でスケートパークに行くのも気が引けるし、怖い。

「最初はスクールで基礎を学ぶのもいい。自分に合ったスケートボードの選び方や怪我を防ぐための知識などを教えてもらうといいですよ。服装は動きやすいパンツスタイル、靴はスニーカーでOK。転んだり板が当たった時に擦りむかないよう、長めの靴下がおすすめです!」(平野さん)

まずはスケートボードを探しに行こう!

 レンタルシステムが少ないスケートボードは、まず道具を買うことから始めよう。初心者におすすめなのはグラフィックがない分、価格が安い“ブランクデッキ”。4,500円くらいから手に入る。

 初めての人は安定感のある7.75~8インチ程度の幅のデッキを選ぶと乗りやすいそう。専門店なら身長に合ったサイズを選んでくれるので、相談してみて。

辰巳屋文具店

所在地 東京都目黒区八雲1-11-18
電話番号 03-3723-4288
営業時間 14:00~21:00
定休日 不定休
https://r-fskate.com/

2021.07.25(日)
Text=Yuriko Kobayashi
Photographs=Taro Hirano

CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ちょっとだけアウトドア

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