日本のサウナより低めの温度で体をじんわりと温め、湖や海で気持ちよくクールダウンするフィンランド式サウナ。

 メンタルを調えるのにも効果的な、大自然でのヒーリング時間を体験してみませんか。


 2020年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたフィンランド式サウナ。フィンランド大使館のラウラ・コピロウさんに、その魅力を聞いた。

 「サウナはフィンランド人の日常に溶け込んでいるものなんです。自宅や会社に備えられていますが、一番気持ちがいいのは自然の中のサウナ。

 サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるロウリュで体を温めた後に湖や海に入ると、全身が清められるようでリフレッシュできます。

 また、日本のドライサウナは80~100℃が一般的なのに対して、フィンランドのサウナは70℃前後と低い。我慢せずに心地よく過ごせ、安らぎを与えてくれます」

 体だけでなくメンタルヘルスケアにも役立つと言われている。日本でも長野県の「ゲストハウスLAMP野尻湖」など施設が増えているのでぜひ体験を。

2021.07.26(月)
Text=Chiaki Tanabe(Choki!)
Photographs=Miho Kakuta

CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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ちょっとだけアウトドア

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