2021年7月10日(土)10:18に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、蟹座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

経済的に安定する方法を考える

 蟹座の新月は、たいてい梅雨明けが待ち遠しい季節になります。

 蟹座の新月の主要なテーマに“家族”があります。

 この日は「自分にとって家族とは?」「理想の家族ってどんなもの?」といった家族にまつわる質問を、自分に投げかけてみましょう。

 家族とうまく行っていない人は特に、その原因を真面目に考え、解決に向けた第一歩を踏み出して欲しい日です。

 蟹座の新月には生活を見直し、あなたが安心できる家や人間関係を築く力があります。

 金銭面にも目を向けさせ、経済的に安定する方法を考えるのにもよい日です。

 蟹座の新月には、愛するものを守り育てる力や、無私の愛ですべてを受け止める包容力があります。

 2021年のこの日は、蟹座の新月に対し、豊かな想像力を授ける魚座の海王星がトライン(120度の調和角)になります。

 物語を紡ぐ力や他人の悩みを和らげ、癒す力が授かる一日でもあるということを覚えておきましょう。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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