2021年6月25日(金)3:41に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、山羊座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

自分を追い込むコトが逆に「開放」に

 アメリカ先住民たちは太陽と月を組み合わせた暦を作り、満月ごとに特別な名前をつけました。

 6月の満月はハニームーン(蜜月)、ローズムーン(バラ月)、ストロベリームーン(苺月)。

 どの名前も美味しそうです。さてこの満月は天の山羊座で起こります。

 日本ではこの頃は梅雨にあたり、最も月が見えにくい季節です。

 たまたまこの日は、山羊座の満月に対し、魚座を運行する幸運の象徴、木星がセクスタイル(60度)の調和角を取ります。

 本来なら満月は華やいだ雰囲気ですが、この日はストイックに自分を追い込むコトが逆に「開放」につながります。

 精神修養的なボディワーク、たとえばヨガやピラティス、瞑想などを行うと、頑なな身体や心がゆっくりとほぐれていきます。

 自分に厳しくすることで自分自身を肯定できるようになる日ですが、ちょっとしたご褒美も欲しいもの。

 6月の満月にちなんだバラを飾り、苺や蜂蜜を使ったスイーツを食べると、幸せな気持ちになります。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

毎月更新「岡本翔子の星占い」を見る
「2021年下半期」の運勢を公開! CREAの他の占いを見る

★岡本翔子の新刊「完全版 心理占星学入門」(電子書籍)が好評発売中!
ユング心理学と西洋占星術をベースに、あなたを幸せへと導く秘密が書かれた一冊。

» 購入する(Amazonへリンク)


★岡本翔子の新刊「月の心理占星学」好評発売中!
月星座から見る、あなたの心の軌跡。月の占星術の決定版。

» 購入する(Amazonへリンク)

岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

公式サイト http://okamotoshoko.com
公式ブログ http://ameblo.jp/okamotoshoko
Facebook http://on.fb.me/1mBVz6m