●目ヂカラUPのポーズ 「まなざしビーム」
続いては、目ヂカラUPに効果的なポーズです。
(1) 基本の姿勢を作ったら、親指と人差し指を使ってまぶたを押し上げて、指の力で固定させる。
「眼精疲労などでもたついているまぶたをリハビリするイメージで、しっかりと押し上げましょう」
(2) 鼻から息を吸い、吐き出す時は、目から吐き出すイメージで、目を四方に力強く見開く。
「まなざしで強いビームを出しているイメージです」
(3) 息を吐ききる寸前に、指を顔から離し、呼吸と一緒に指ごと前方にパッと開いてゆく。
「指を解放させると同時に、目を思いっきり開きましょう」
*これを1日3〜5回程度、気が付いた時に行う
これまた行ってみたところ、息を吐くたびに、目が大きくなっていくように感じました。
というのも、指で押さえた時の「私の理想の目の大きさ」は、無理やり大きく形作ったせいか、皮膚がスカスカな感じだったのですね。
しかし、息を吐き出すたびに、スカスカな皮膚(の細胞)に、吸った息が行き渡り、満たされていく感じがしたのです。
あくまでもイメージなのですが、目の周りのしぼんだ細胞が瑞々しく膨らんだような感じがしたのです。もしかしたら、血流が良くなり、潤いが蘇ったのかもしれません。
ちなみに今回は、先生のハウツーを撮影させていただくために、編集さんとカメラマンさんと一緒に習ったのですが、全員の目が本当に大きくなって見えたので驚きました。
「目の大きい間々田先生を前にして行ったので、つられて目が開きました」とは、カメラマンさん。
行う時には、目の大きい人や、間々田先生の写真の前で行うと、より効果的かもしれません。
次回は、口のたるみを解消するポーズを教わっていきましょう。
間々田佳子先生
表情筋研究家。ままだよしこメソッド株式会社代表。2010年フェイシャルヨガの高津文美子氏に師事し、インストラクター認定資格を取得。以後、顔ヨガブームの火付け役として美容業界を牽引。2020年より自身の新メソッド「コアフェイストレーニング」を考案し、顔の「軸」を見つけることで顔をバランス良く引き締め、表情・印象をピンポイントで変えていく「顔のトレーニング」の普及を開始する。著書は13冊、累計56万部を突破。講座受講者は、3万人を超える。講演・テレビ出演も多数。
https://www.mamadayoshiko.com/
Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2020.09.27(日)
文=にらさわあきこ
写真=深野未季