イラストレーターでおもちゃコレクターの愛原るり子さんが偏愛するのは、「魔女っ子おもちゃ」。アニメで主人公たちが軽やかに見せた魔法の棒を、おもちゃでわくわくしながら遊んだことはありませんか?

 大人になっても、そのときめきは変わらないもの。きらきらする魔女っ子おもちゃを手にすれば、すぐにあの頃の自分に戻れます!


眺めていると 何だか魔法が使えそうな気がしてくるんです

A:魔法のエンジェル スイートミントのミントアロー(1990〜'91年放送)
B:ママは小学4年生のひみつのコンパクト(1992年放送)
C:愛天使伝説 ウェディングピーチのセントミロワール(1995〜'96年放送)
D:魔法の天使 クリィミーマミの魔法のルミナスター(1983〜'84年放送)
E:うたう! 大龍宮城の乙姫のフルート(1992年放送)
F:魔法のプリンセス ミンキーモモのDX魔法のプリンセスステッキ(1982、'91年放送)
G:美少女戦士セーラームーンSのコズミックハートコンパクト(1994〜'95年放送)
H:美少女戦士セーラームーンのライトな変装ペン(1992〜'93年放送)
I :ひみつのアッコちゃんのリングコンパクト(1988〜'89年放送)
J:魔法使いサリーのスピカタクト(1989〜'91年放送)

 魔女っ子おもちゃを集め出したのは今から11年前。おもちゃコレクターのブログを読んで、「きゃー、懐かしい!」と感激したのがきっかけでした。

 〝魔女っ子〟とは主に1980〜'90年代に放映された、魔法を使う女の子が出てくる作品のことで、この時代のグッズって金メッキやプラスチックの宝石が使われていたりと、見た目が豪華でとってもかわいい。

 リサイクルショップを回ったり、ネットオークションをチェックしては地道に集め、現在のコレクション総数は220点以上。

 キラキラのおもちゃを眺めていると、“本当に魔法が使えるかも”なんて想像力が搔き立てられる。

 悲しいことや辛いことがあったときも、子どもの頃のピュアな気持ちを思い出して、不思議と幸せな気分になれるんです。


A:魔法のエンジェル スイートミントのミントアロー(1990〜'91年放送)

「弓矢のデザインがすごくかわいい。弓を引くと音が鳴るところもお気に入り」

B:ママは小学4年生のひみつのコンパクト(1992年放送)

「ネットで見つけてひと目惚れ。未来から来たコンパクトという設定も魅力」

C:愛天使伝説 ウェディングピーチのセントミロワール(1995〜'96年放送)

「蓋を開くと宝石が光って音が鳴るなどの仕掛けが。約10万円で入手」

D:魔法の天使 クリィミーマミの魔法のルミナスター(1983〜'84年放送)

「マミの変身アイテム。当時としては斬新なラメ入りでキラキラ美しい」

E:うたう! 大龍宮城の乙姫のフルート(1992年放送)

「海がモチーフでパール素材を使うなど工夫が満載。フルート形も珍しい」

F:魔法のプリンセス ミンキーモモのDX魔法のプリンセスステッキ(1982、91年放送)

「センサー付きで関連グッズと連動して遊べる仕掛け。長さ約40㎝で重量感あり」

G:美少女戦士セーラームーンSのコズミックハートコンパクト(1994〜95年放送)

「子どもの頃憧れていたセーラームーングッズ。宝石の輝きがきれいでマニアに人気」

H:美少女戦士セーラームーンのライトな変装ペン(1992〜'93年放送)

「ペン形のおもちゃはこの時代珍しくて、デザインもキュート。押すとキラリと光る」

I:ひみつのアッコちゃんのリングコンパクト(1988〜'89年放送)

「3色の宝石が飾られて豪華 ! 番組が終わる寸前に発売されたため希少性あり」

J:魔法使いサリーのスピカタクト(1989〜'91年放送)

「プリンセスのようなデザインがステキ。キャラの顔が描かれているのは80年代の特徴」

愛原るり子(あいはら るりこ)

おもちゃコレクター、イラストトレーター。武蔵野美術大学卒。1980〜90年代の魔女っ子おもちゃを収集し、Webメディアで魔女っ子アイテムをテーマにした連載を行う。Twitter:@melllondiary

2020.08.09(日)
Text=Etsuko Onodera
Photographs=Hirofumi Kamaya

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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