3月31日をもって英王室を離脱したヘンリー元王子(35)と妻のメーガン・マークル(38)。民間人となった夫妻が新たな拠点に選んだのは妻の故郷、米ロサンゼルスだった。

「今年1月の離脱宣言後、2人は生後10カ月の長男とカナダに滞在していましたが、カナダ政府が年約30億円もの警護費を払わない意向を表明。

 3月18日に新型コロナの影響でアメリカの国境封鎖が決定すると、夫妻は封鎖直前にプライベートジェットでロスへ。セレブの豪邸が建ち並ぶロス郊外のマリブに住んでいるようです」(海外特派員)

 夫妻の生計の柱は年収約100億円と言われる王室ブランドビジネス。だが、公爵名から取った「サセックス・ロイヤル」は、Tシャツや文房具など約100項目に商標登録していたものの、エリザベス女王から使用を禁じられた。

「夫妻は商標登録を取り下げたが、自身のサイトで『英国外で商標を禁じる権利は王室にはない』と女王を批判。

 さらにメーガンは『夫と息子は王室の血を引いているから王室と見なされる』と嘯(うそぶ)き、今後も、王室ブランドを最大限に活用することは間違いない」(ジャーナリスト・近藤奈香氏)

 メーガンは早くも古巣ハリウッドに復帰。夫妻揃ってジョージ・クルーニー夫妻と交流をもっているという。また4月3日からディズニーがネット配信するドキュメンタリー映画のナレーターを務める。

2020.04.10(金)
文=「週刊文春」編集部