こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 ウォーキング講師のみのわあい。先生のレッスンに参加したところ、正しく歩くと足が(少しは)細くなるとわかりました。そこで前回のコラムでは、足の使い方についてリポートしました。

 とても簡単だったうえ、私の足が太かった理由もわかって、長年の悩みが解消できそうに思えました。今回は、更に進めて姿勢について習います。

1回目 美脚のためのウォーキングレッスン


腰を強化してラクに歩く

 まずは、前回のおさらいです。

・正しく歩くためには、足の中でもフットをきちんと使うのが重要。
・具体的にはかかとから着地して、つま先に向かって重心を移動。つま先が離れる時に、つま先全体をしっかりと使う。
・つま先とは、足指の先までを指す。
・足のサイドに赤みが出たり、小指の爪が欠けていたり、なくなっていたり、小指が横に寝ていたりする人は、足の使い方を再考すべし。
・後ろの人や前にいる人に足裏を見せるような意識で歩くと、足全体が使いやすくなる。
・足をしっかり使って歩くと、歩幅が自然に広がるだけでなく、前に進もうとするエネルギーに無駄がなくなり、疲れにくくなる。

 ……以上が前回の内容でした。

 先生によると、足(フット)をしっかり使ったうえで、姿勢を正しくしていけば、更に疲れない歩き方ができるうえ、歩くこと自体がエクササイズになり、歩けば歩くほど美しいボディラインになるとか。

みのわあい。先生
みのわあい。先生

みのわあい。先生のブログ

https://smilewalk.club/

 では、教えていただきましょう。

「歩く前に行うエクササイズから、ご紹介していきましょう。歩く時に重要なのは、骨盤周りの安定です。

 にらさわさんは前回のレッスンで、『足が付け根から使えるようになった』と言ってましたが、骨盤周りを安定させると、姿勢がよくなり、より歩きやすくなりますよ」

 では、骨盤周りを安定させるエクササイズです。

【骨盤周りを安定させるエクササイズ】

1:両足を揃えて、まっすぐに立つ

2:こぶし2つ分つま先を開く

3:その状態で、つま先立ちになる

4:つま先立ちの状態で、かかとをつけて着地する

 なお、この時に「お尻のほっぺ」がきゅっと締まっていることを確認する。

→1~4までを3回繰り返す。

「このエクササイズで、かかと同士をくっつけて起立した状態からつま先をVの字に開いて、まずはつま先立ちになります。

 つま先立ちをするとかかとが離れるので、かかとを戻して(つけて)着地します。

 こうすると、内ももからお尻にかけての骨盤周り一帯が安定するので、姿勢を支えることができます」

 なるほど、確かにお尻から太モモの内側が、きゅっと締まるのを感じました。

 そして、実際にこの状態を作ったのちに、前回習った「フットをしっかり使う歩き方」で歩いてみました。

 すると、骨盤周りがコルセットを巻いたかの如く固定された感じになり、フットだけを意識して歩くよりも歩調が安定すると感じました。

 というのも、足裏を前後にしっかり見せようと意識して歩くと、私は少しフラつくのですね。筋肉が少ないせいかもしれません。

 が、骨盤周りを安定させるエクササイズを行った後に同じようにして歩くと、フラつくことなく、さくさくとスムーズに歩けるのです。

 まるでモデルのように腰からカッコよく足を出せている感覚まで得られて、より大きな歩幅でしっかりと大地を踏みしめることができたました。

 すごく簡単なので、普段も歩き出す前に行うととてもいいと思います。

2020.04.12(日)
文・撮影=にらさわあきこ