Point4「動く猫」には「躊躇せずシャッターを切る」

 猫は寝ていることが多い動物でありますが、動き出すと素早いものです(笑)。

 私の場合は「動体予測オートフォーカス」や「連写」の機能を駆使しております。

 動きが速いときは……「躊躇せずシャッターを切る」しかなかったりします。

 スマートフォンでも「連写機能」を搭載している場合は、どんどん活用しましょう。

 天気の悪い日や夕方の屋外、家の中などで暗い場合は、シャッタースピードが遅くなりブレてしまうことも多くなります。

 そんなときなどは、画質は落ちてしまいますがISO感度設定を高めに設定すると、より速いシャッタースピードで撮影できますので、躊躇なく高く設定しましょう。

Point5 ストラップを振って「猫目線」をゲット

 猫が日向ぼっこなどでリラックスしているときは、たいてい眼を瞑っているか細目の状態です。

 眼をまん丸に見開いて凝視しているのは、警戒しているときや、興味があるものを見ているときだったりします。

 私の場合は、カメラのストラップを振って凝視させたり、服やバッグなどでカサカサと音を出して興味を引くことで、目線を引き出したりしております。

 たまには「猫の鳴き真似」などをすることがありまして……。傍から見たら単なる不審者だったりもします(笑)。

 ここ最近は、野良猫の撮影時にキャットフードなどで釣って撮影することは皆無だったりします。

2020.02.22(土)
撮影・文=佐々木まこと