開店即完売と噂の「KUMO」
何分前に並べば買える?

 CREA WEB編集部「今日のおやつ」は出張編。マンダリン オリエンタル東京の大人気スイーツ「KUMO」の行列待ちにチャレンジします!

 マンダリン オリエンタル東京の「KUMO」は、ホテルのエグゼクティブ ペストリーシェフ、ステファン・トランシェさんが贈るシグネチャーケーキ。1Fのグルメショップで購入できます。

 かわいい雲の形のビジュアルと、季節ごとに異なるフレーバーの美味しさから人気沸騰。販売数が1日20~30個と限られていることもあり、毎日、販売開始時刻の10時30分に並んでいる人だけで売り切れてしまうとか。

 かねてよりKUMOを食べてみたいと思っていたCREA WEB編集部。前回は夕方ショップに行って失敗しましたが、今回は販売開始前に行き、何分並べばKUMOをゲットできるのか調査します。

 チャレンジしたのは2019年12月末のとある平日。販売開始時刻の30分前、10時に店頭に着くと、すでにKUMO待ちと思われる人たちの行列が!

 急いで列の最後尾に加わると20番目でした。出遅れ気味で焦ります。

 しかも、行列に並んでいる人たちの話から、「KUMOは1人2個まで買える」という事実が判明!(あとでショップの方に聞くと、その通りでした) 1日の販売数が20~30個なので、私の前に並ぶ人が1人2個ずつ買うと売り切れてしまいます。

 目の前の2人組が、「どうする? KUMO、4つ買っちゃう?」などと楽しそうに相談しているのが耳に入り、更にハラハラ……。

 そうこうしていると、あっという間に10時30分になり販売がスタート。

 憧れのKUMOが、ショーケースのなかに鎮座しているのが見えます。そして、開店前に並んでいた人のほとんどがKUMOを購入していきます。

 列が進みKUMOの数が少なくなってくると、スタッフの方が「KUMO、残り15個です」「残り10個です」などと親切にアナウンスしてくれるのですが、待っているこちらとしてはヤキモキするばかり。

 そうしてさらに待つこと約20分。ついに自分の番が来ました。

 急いでショーケースのKUMOを確認すると……ありました。よかったー!

 残りあと3つ。危ないところでした。

 KUMO1つとホットコーヒーをテイクアウトし、中央通りに面した気持ちのいいオープンテラス席へ。

 いよいよKUMOとご対面。実物は、360度どこから見ても美しくてうっとり。しかも想像していたよりも大きいのです。これは嬉しい誤算!

 見れば見るほど不思議な形で、このケーキ、一体どうやって作っているんだろう? と興味がわきます。

 フォークを刺し入れると、外側のホワイトチョコレートが不規則に割れていき、ワクワク。

 中のフレーバーは季節によって変わりますが、今回はピスタチオとストロベリーという組み合わせでした。

 なめらかなピスタチオのムースに、チョコレートと苺のショートブレッド、ストロベリージャムとピスタチオのパウンドケーキがギュッと重なっていて、どこをすくっても美味しいのです。

 味のバランスも食感もパーフェクト! これは、行列になるのもうなずけます。

 あとでスタッフの方にたずねると、この日は販売開始約1時間前の9時40分時点で10人くらい並んでいたとのこと。

 KUMOを絶対に食べたいという方は1時間待ちを覚悟したほうがいいかもしれません。

 スイーツひとつのために行列に並ぶのはちょっと……と思っていましたが、待っているあいだに期待感が高まり、またお腹も減るので、いつもよりスイーツの味を繊細に楽しめるというメリットがありました。

 ごちそうさまでした。

■まとめ

・KUMOは、午前10時30分から、マンダリンオリエンタル東京 1Fのグルメショップにて販売。
・販売数は、平日は20~25個、休日は30~35個。購入数は1人2つまで。
・絶対に食べたいなら、販売開始1時間前の9時30分に行くべし。
・販売開始30分前の10時に行けば、ギリギリ食べられるかも。
・販売開始時刻の10時30分に行くのでは食べられない可能性大。(以上、CREA WEB編集部調べ)

ザ マンダリン オリエンタル グルメ ショップ

https://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/fine-dining/cake-shops/gourmet-shop

Column

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2020.01.20(月)
文・撮影=CREA WEB編集部