CREA WEBでも大活躍中の視える占い師、流光七奈さんによる人気著書『厄除け・開運・パワースポット ニッポンの神社 2019‐2020』より、お参りにまつわる記事を特別に大公開。
初詣に行く前にきちんとしたお参り作法をチェック!
Q 神社はそもそもどこで生まれたの?
A 神様が住むところに建てた説が濃厚
日本には八百万の神がいるといわれますが、昔は、山、大木、岩といった、自然のものに神様が宿ると考えられていました。昔の人は、そういった自然界の神聖な場所で祈祷や、祭事をしていました。そのうち、そこを神様の住む場所として社殿を作りました。これが神社の始まりです。
Q 神社とお寺はどこがどう違う?
A 神社は神様、お寺は仏様
神社は神様をお祀りし、寺院は仏様をお祀りしています。神社は柏手を打つのに対し、寺院では合掌して祈ります。明確に違うのは参拝目的。神社は身心の浄化と神様への感謝。寺院は、供養と功徳です。
Q 「おみこし」は
神社とどう関係がありますか?
A おみこしは神様の乗り物
おみこしは、神様の乗り物です。神様が神社から出かけるときに乗るものです。お祭りのときには、おみこしにのって、地域のけがれや厄を払って清め、再び神社に戻ります。神様の乗り物なので、たいせつに扱いましょう。
Q 神社に祀られている神様って
何人くらいいるの?
A 数えきれないほどいます
神社は、稲荷社、八幡社、神明社、天神社、諏訪神社、熊野神社、春日神社など、祀る神様によって呼び名も違います。複数の神様や山や岩などの自然神を祀ることもあり、数えきれません。ちなみ神様は一柱(ひとはしら)と数えます。
2019.12.29(日)