夏といえば、の定番だからこそ、こだわれば日々の食卓が変わります。

 そうめん研究家・ソーメン二郎さんにいつものそうめんライフを劇的にバージョンアップさせるコツを伺いました。

 そうめんの本当のおいしさを味わうなら、ぜひ手延べのものを。

 熟成させた生地を手でのばして作る麺にはコシがあり、のどごしのよさは格別。

 全国の産地ごとに個性があるので、特徴に合うつゆを選べばより味わい深くなります。

 そして注目は、進化系ともいえる新しいそうめん。

 オリーブが練り込まれたものや、全粒粉を使ったヘルシーなものなど、アレンジ次第で、新たなおいしさに出合えますよ。


ユニークな形は伝統の証

◆となみ野農業協同組合
 大門素麺事業部
「大門素麺」

「麺がくるくる巻かれた、丸まげという形状が特徴。そのままでは長くて食べにくいので、半分に割ってゆでます。パッケージもよし」

となみ野農業協同組合 大門素麺事業部
[富山県 砺波市]

電話番号 0763-32-6048
FAX 0763-32-8730
https://www.ja-tonamino.jp/tokusan/ookado/
※1個単位での注文は電話、FAXのみ。

【このそうめんに合うつゆは?】
本枯節使用の香り高いつゆ

◆唐船峡食品
「涼味唐船峡めんつゆ」

「指宿市の唐船峡は回転式そうめん流しの発祥の地。長い〈大門素麺〉は、このつゆと一緒にそうめん流し気分で味わうと楽しい」

唐船峡食品
[鹿児島県 指宿市]

電話番号 0993-32-5240
FAX 0993-32-5067
※支払いは代引き、銀行振り込み、郵便振替のみ。

2019.08.19(月)
Text=Mie Nakamura(JAM SESSION)
Photographs=Wakana Baba, Hirofumi Kamaya〈cutout〉, Yuki Suenaga〈cutout〉
Styling, recipe & food coordinate=Nobuko Nakayama(peddle)

CREA 2019年8・9月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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