オンラインショップで、リピートして取り寄せるお菓子があります。今回、ご紹介する粟玄の『和洋』というお菓子もそのひとつ。

 粟玄は、大阪名物の「岩おこし」で有名なお店。おこし作りの和の技と、西洋の材料が結びついたことから、このお菓子は『和洋』と名付けられたそうです。

 小さな包みをほどくと、出てくるのはゴツッとした一口大のかたまり。

ひとつひとつ和紙で包装。一口サイズの大きさが食べやすくて、いいんです。1個だけではやめられない(笑)

 褐色のツヤのある、ワイルドなおこしというルックスで、一見、キャラメルや黒みつでまとめたお菓子にも見えます。でも、鼻に近づけると、コーヒーの香り。「おや?」と意表をつかれ、口にほうりこむと、硬さを感知。

 コリッと噛むと、そのとたん、アーモンドとあられ菓子の香ばしさとコーヒーのほろにがさが一体となってひろがります。そのあとをおっかけてくるのが、生乳のまろやかな甘み。

 ホントに見事な、和洋ミックスのおいしさです。

 この味わいとコリコリッとした小気味よい歯ごたえは、他のお菓子にはない、粟玄の『和洋』独特のものですね。ナッツ好きの私は、このお菓子のリピーターになって、手土産スイーツとしても、ひろめています。

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2012.10.17(水)