「ほうれん草の信田巻」のレシピ

材料

[和のたれベース]
・みりん:100cc
・醤油:50cc
※この分量で作った和のたれベースを今回は80cc使用

・ほうれん草:一把
・油揚げ:2枚
・昆布出汁:200cc(水300ccに昆布2gを入れて30分以上、できれば一晩おいたものを使用

作り方

(1) 和のたれベースを作る。鍋にみりんを入れて煮立たせる。

(2) 醤油を加えてひと煮立ちさせる。

(3) 昆布を水につけて30分以上置き、昆布出汁をとっておく(できれば一晩置くと良い)。

(4) 鍋に湯を沸かし、塩少々を入れ、ほうれん草を茹でる。茹で上がったらザルにあげて粗熱を取っておく。

(5) 鍋に湯を沸かし、油揚げを熱湯で茹でて油抜きをする。

(6) ザルにあげて冷ましてから、油揚げに麺棒を押し当て転がし(こうすると開きやすくなる)、水気を軽く取る。

(7) 包丁で油揚げの端を切り落とす(切り落とした部分は煮付ける際に一緒に煮たり、そのまま味噌汁などの具にしたりしても良い)。広げる際は破かないように丁寧に。

(8)和のタレベース1に対して昆布出汁2.5倍の煮汁を作り、油揚げを広げて入れ、落し蓋をして煮付ける。

(9) 煮付けた油揚げを広げて、ほうれん草を端から巻いていく。巻き終わりを下にしてなじませてから、切り分けて器に盛る。

ワンポイント

煮付けた油揚げを巻かずに刻んで合えるだけでもおいしい。

今回のマクロビレシピに
欠かせない食材はこれ!

» 醤油

中村恭子 (なかむら きょうこ)

地産地消料理研究家/健康管理士/クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/一般社団法人蓼科塾代表
2011年東京都より長野県茅野市に移住。移住先である乗馬ファーム併設のペンション跡地で利用者専用オールベジの焼き菓子を提供するカフェ(Cafe楢Oak)をオープン。2015年信州の魅力を県外に発信する一般社団法人蓼科塾を設立し地産地消に根ざした食のイベントの企画運営、蓼科山に住むという「休む」神様「ビジンサマ」シリーズのレシピ開発や商品開発等を手がける。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
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撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook

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2018.10.30(火)
文=中村恭子
撮影=秋元良平