ライフスタイル誌編集部イチオシ
台湾生まれの注目ブランドが集結
台湾の若者たちの間で絶大な人気を誇るライフスタイルマガジン「小日子」。“小さな喜びや感動を見つけ、日々の暮らしを豊かにすること”をコンセプトに掲げ、注目の台湾ブランドや各地のこだわりの店などを紹介しています。

そんな雑誌が手がけるショップ「小日子商号」では、オリジナルのグッズのほか、雑誌で取り上げたクリエイターたちの作品を販売。白を基調とした店内には、服飾品やインテリアグッズ、小物、文房具などが並べられています。自由でユニークな発想の商品が多く、若い台湾人の感性に触れられる空間でもあります。

代表の劉冠吟さんによれば、「雑誌で紹介したクリエイターたちは個人で活動している方が多く、欲しい時に商品が手に入りにくいという声がありました。また、台湾でも紙媒体離れが進み、この『小日子』も一時は休刊の危機にありました」。
そんな中、2016年に雑誌の世界を体現したショップをオープンさせてみると、これが想像以上の反響を呼ぶことに。現在は台北市内に3店舗を構えるほどの人気です。

1号店は国立台湾大学近くに位置し、周囲には学生さん御用達の安い食堂やブティック、書店などが集まっています。なお、ショップの向かいには系列店のカフェもあり、台湾産フルーツを用いたサイダーが人気です。ショッピングのついでにひと休みしてみてはいかがでしょう。

2018.07.11(水)
文=片倉真理
撮影=片倉佳史、片倉真理