「靖一郎豆乳」ができるまで

 まずは、豆乳ができる工程を写真で紹介しましょう。

【工程(1)】まず、左のタンクから大豆をそのまま右の定量タンクに入れる。
左:【工程(2)】1粒1粒殻を取り除き、砕いた大豆を水と合わせる。
右:大豆の殻。
左:【工程(3)】大豆の殻はここへ。
右:【工程(4)】大豆と水をしっかり撹拌。
左:【工程(5)】パイプで繋がれた圧力鍋に(4)が入って……。
右:【工程(6)】115℃までイッキに煮る。
【工程(7)】パイプで運ばれ、搾られておからが出てくる。
左:【工程(8)】できたて、熱々の豆乳を汲む森本さん。
右:できたての豆乳!

 できたて熱々の豆乳を飲ませてもらうと、とろり、優しい甘み。なんと、濃度12度以上。濃厚ですが、後口はすっきり。このできたて豆乳を熱いまま袋に充填し、1℃の水に入れて急冷。これも、おいしさの秘訣なのだそう。

【工程(9)】豆乳を熱いまま袋詰め。
左:【工程(10)】パッケージされてベルトコンベアで運ばれる豆乳。
右:【工程(11)】1℃の水で急冷するのがポイント。

 そして、この豆乳を作る工程でできるおからは、最初に殻を取っているので真っ白。捨てずに利用したいと考えたことから、「おからかりんと」が生まれたのです。

2017.11.12(日)
文・撮影=そおだよおこ