WAKO
和光のダイヤモンドリング
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ジュエリーの中で、最もエターナルなアイテムがダイヤモンドのリング。しかし、ひとくちに「ダイヤのリング」と言っても、カットの手法にも様々な種類があり、光のとらえかたに大きな違いがあります。一般的に知られているのはラウンドブリリアントカットのものですが、それがどの人にも似合うのかというと実はそうとも言えないのです。
今回ご紹介した和光には、たくさんの種類のダイヤモンドリングが揃っています。中でも私が好きなのは、クラシカルなローズカットや縦長のエメラルドカットなどのダイヤモンド。
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和光のリングは最高品質のダイヤモンドを使用し、どれもが上品で、繊細な輝きを放つのが特徴です。深遠な煌めきは、日本人女性の持つ奥ゆかしさ、控えめだけれど凜とした美しさを体現しているかのよう。ひとつずつ丁寧に向き合い、愛情を注がれて作られたリングには、温かみがある光が宿り、深く吸い込まれるような透明感があります。
「一生もの」のダイヤモンドリングだからこそ、自分にはどんな輝きが似合うのか、一歩踏み込んで考えるといいと思います。
伊藤美佐季(いとうみさき)
ジュエリーディレクター。30代でイタリアに遊学、帰国後、スタイリストに。ジュエリーや洋服のスタイリングのほか、ジュエリーに関する講演なども行う。
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Column
伊藤美佐季のジュエリーのある人生
ジュエリーディレクターの伊藤美佐季さんが指南する、大人のためのジュエリーの選び方と、つけ方のエッセンスを連載でお届けします。
2017.01.12(木)
photographs=Masashi Ikuta(makiura office)
styling=Misaki Ito
make-up=ITSUKI(SIGNO)
hair=Takayuki Shibata
text=Miwako Yuzawa
CREA 2017年2月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。