Magnificent View #1193
マウナロア(アメリカ)
(C)Brian Sytnyk / Masterfile / amanaimages
ハワイというと、冬も暖かな南国のイメージがあるが、ご覧のように一面の雪景色が見られる場所もある。
ここマウナロアは、ハワイ島にある山。標高は4170メートルで、その名はハワイの言葉で「長い山」を意味する。
活火山であるこの山は、史上30回以上の噴火を繰り返してきた。近年では1984年に噴火し、その時に流れ出した溶岩は、島最大の街ヒロの約4キロ手前まで迫ったという。
同じくハワイ島にある山、マウナケアと比べると、観光地化されていないため、旅行者にとってはマイナーな存在かもしれない。だが、この山には、人類にとって重要な役割を果たしている場所がある。
それは、標高3400メートル地点にあるアメリカ海洋大気局の観測所。人間の生活や動植物の呼吸の影響を受けないここでは、地球の平均的な大気状況を計測することができるのだそう。ここで計測した二酸化炭素濃度は、地球温暖化問題を語るうえで重要なデータとなっている。
文=芹澤和美
