<ステップ3>

ナチュラル洗剤が使えない場所もチェック

 環境にやさしいナチュラル洗剤ですが、素材との相性で使ってはいけない場所もあります。

「とくに白木、アルミ、漆器などの素材にナチュラル洗剤を使う場合は、変色することがあるので注意が必要です。畳はお米の発酵水は大丈夫ですが、セスキ炭酸ソーダと重曹を使うのはNG。またクエン酸と塩素系洗剤を混ぜると有毒ガスが発生して危険なので気を付けてください。ナチュラル洗剤はスプレーボトルに入れて掃除をすると便利ですが、水で溶かした場合は、早めに使い切りましょう。人や環境にやさしいナチュラル洗剤とはいえ、手荒れをする人もいるので、心配な方は手袋をして掃除してください」(栗生さん)

<使えない場所>
・クエン酸、柑橘発酵水:大理石、金属、液晶画面、白木、漆器、塩素系のものなど
・重曹:大理石、アルミ・銅・真鍮などアルカリ性に弱い金属、白木、漆器、畳など
・セスキ炭酸ソーダ:大理石、アルミ・銅・真鍮などアルカリ性に弱い金属、白木、畳など
・お米の発酵水:とくになし

人や環境に負担が少ないナチュラル洗剤だが、腐敗や変質したりしないよう、使用期限を守って。

<使用期限(水に溶かした場合)>
・クエン酸水:1~2週間以内に使い切る。
・重曹水:2~3カ月以内に使い切る。
・重曹+クエン酸の発泡水:その日のうちに使い切る。
・セスキ炭酸ソーダ水:2~3カ月以内に使い切る。
・お米の発酵水:その日のうちに使い切る。
・柑橘発酵水:冷蔵庫で保管し、1カ月以内に使い切る。

 ナチュラル洗剤を使った大掃除で、掃除の楽しさを感じられたら、日々の掃除にも使用して、清潔なお部屋をキープしましょう。

 ピカピカなお部屋で、気持ちいい新年をお迎えください。

発酵生活研究家 栗生隆子(くりゅう・たかこ)
自然の暮らし、家庭でできる発酵生活を実践したところ、長年患った腸の病気が完治。講演や執筆活動で発酵の楽しさ、素晴らしさを伝えている。1万2000人以上のメンバーが集うフェイスブックグループ『TGG豆乳ヨーグルト同好会』管理人。著書に『豆乳グルグルヨーグルトで腸美人! 』(マキノ出版)、『体も家もピカピカになる「お米の発酵水」』(扶桑社)ほか。http://ameblo.jp/cafe-baum/

Column

発酵生活研究家 栗生隆子のナチュラルライフ

自然の暮らし、家庭でできる発酵生活を続ける栗生隆子さんに、はじめてでもできるナチュラルライフ実践方法を教えてもらいます。

2016.12.10(土)
文・取材=垣内栄
撮影=深野未季