ところてんと杏あんみつもおすすめです!

ところてんと杏あんみつ。キンキンに冷やしすぎないほうが寒天のおいしさが引き立ちます。

 東京に有名な甘味処はたくさんありますが、私が「みつばち」を好きなのは、ここの寒天は別格、どこの寒天よりもおいしいと思うからなのです。

 寒天そのものを味わうなら、ところてん(400円)です。合わせ酢とガリの酸味、きざみ海苔の香り、そして、わさびの香りとピリッとした辛み。口の中がさっぱりと涼しくなります。

 夏バテ気味で食欲のないときでも、ツルッとのどを通ります。

 さらに、杏好きの私としましては杏あんみつ(500円)もはずせません。甘ずっぱい杏とあんこと寒天って、どなたが最初に思いついたのか存じませんが、夢の組み合わせですね。

“選べる楽しみ”もお届けしたいので、3種類を組み合わせてどうぞ!

 というわけで、この季節の手みやげには、“サハラ”・ところてん・杏あんみつ、と組み合わせて持って行くのがいいと思います。

みつばち
所在地 東京都文京区湯島3-38-10
電話番号 03-3831-3083

肱岡香子(ひじおか きょうこ
フードスタイリスト。雑誌、書籍、テレビ番組などで活躍。『東京手みやげ美人』(講談社)では、大好きなお菓子をシチュエーションや相手に応じて“手みやげリスト”として紹介。

Column

肱岡香子のSweetsな手みやげ

フードスタイリストでお菓子大好きな著者の、豊富な“手みやげ”経験を元に、季節に応じた見目麗しいお菓子の数々をご紹介します。

2016.09.06(火)