CREA編集部よりご報告します。

 2016年5月9日現在、「CREA〈するめ基金〉熊本」には8,311,898円のご寄附をいただいております。

 基金の趣旨にご賛同いただいた方々に厚く御礼申し上げます。

 引き続き、多くの方々にご協力いただければ幸いに存じます。

2016年5月9日 CREA編集部

»「CREA〈するめ基金〉熊本」とは?

朝の熊本駅。構内のお店は一部店舗を除いて営業していました。

 4月14日に発生した「熊本地震」から3週間が過ぎました。被災者のみなさまには、あらためてお見舞い申し上げます。5月7日、CREA編集部は熊本を訪ねました。熊本の被災者の方々の声をお聞きするとともに、昨年、CREA9月号に掲載した村上春樹さんによる「熊本旅行記」の取材でお世話になった方々にお会いしてきましたので、写真とともにレポートします。

●吉本由美さんと猫のすみれ

ようやく落ち着きを取り戻したという吉本さん家のすみれ。

 熊本に到着し、まず向かったのは、「東京するめクラブ」のメンバーで「熊本旅行記」では「案内人」を務めていただいた吉本由美さんのお宅です。吉本さんは5年前に東京を離れ、故郷・熊本の一軒家で猫たちと一緒に暮らしています。

 吉本さんは地震発生当時、知り合いの家に避難しましたが、今は自宅へ。幸い家屋の被害はあまりなかったとのことで、徐々にふだんの生活に戻りつつあります。ただ、まだ気分的にゆっくりとお風呂に入る気持ちにはなれず、急いでシャワーをあびる毎日だそうです。 

2016.05.09(月)
文・撮影=CREA編集部